福岡県は2020年10月19日、2022年度(令和4年度)県立高等学校入学者選抜における新たな選抜方法の実施校一覧を発表した。調査書における「特定教科の加重評価」は5校1学科4コース、学力検査における「特定教科の加重配点」は13校10学科4コースが実施する。 福岡県では受検生の個性を重視した入学選抜を推進する観点から専門学科、普通科の特色あるコース・系において、調査書における「特定教科の加重評価」および学力検査における「特定教科の加重配点」を1999年度(平成11年度)入学者選抜より導入している。 2022度入学者選抜で調査書における「特定教科の加重評価」を実施するのは5校1学科4コース。北九州(普通科体育コース)、三井(普通科スポーツ健康コース)、直方(普通科スポーツ科学コース)、早良(普通科スポーツコミュニケーションコース)は保健体育を、大川樟風(住環境システム科)は美術と技術・家庭を加重する。 学力検査における「特定教科の加重配点」は、13校10学科4コースで実施。数学と理科を加重するのは、筑紫丘(理数科)や明善(理数科)など8校。外国語(英語)を加重するのは、玄界(普通科国際文化コース)や久留米(英語科)など5校。理科を加重するのは、柏陵(普通科環境科学コース)。あわせて、18校11学科8コースが新たな選抜方法を実施する。詳細は県Webサイトで確認できる。