1校あたりの平均図書費、小学校47万円・中学校62万円

 全国学校図書館協議会(全国SLA)は2020年11月5日、2020年度学校図書館整備施策の実施状況について調査結果を公表した。2020年度予算における1校あたりの平均図書費は、小学校46万8,698円、中学校61万9,046円だった。

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学校図書館整備施策の実施状況
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 全国学校図書館協議会(全国SLA)は2020年11月5日、2020年度学校図書館整備施策の実施状況について調査結果を公表した。2020年度予算における1校あたりの平均図書費は、小学校46万8,698円、中学校61万9,046円だった。

 学校図書館整備施策の実施状況は、全国SLAなどが2020年7月、全国1,741の市区町村教育委員会を対象に悉皆調査を実施。583教育委員会から回答を回収した(2020年10月6日現在)。

 2020年度予算における1校あたりの平均図書費は、小学校46万8,698円、中学校61万9,046円。2019年度図書予算と比較した図書予算の増減状況は、小学校と中学校の合算で「増額」が32.9%、「同額」が25.7%、「減額」が39.6%だった。

 学校司書(名称にかかわらず学校図書館を担当する教員以外の職員。有償ボランティアを除く)配置の予算化状況について、以前から学校司書を配置しているのは68.6%で、このうち配置予算を2019年度より「増額」しているのは43.9%、「減額」しているのは3.1%、2019年度と「同額」は21.6%。このほか、「これまで配置がなかったが、新たに配置を予算化」0.7%、「自治体予算による学校司書は配置していない」30.2%という結果だった。

 学校図書館が新型コロナウイルス感染防止対策をするための費用を予算化しているかという問いには、「予算化している、または2020年度予算化決定」33.6%、「2020年度予算化の予定はない」66.0%という結果に。予算化がある場合、「学校図書館用として予算化」が7.1%、「学校全体の用途として予算化」が91.8%だった。

 新型コロナウイルス感染症の拡大防止や、それに伴う休校・分散登校に対応する施策として2020年度行った(または2020年度中に行う予定がある)学校図書館・読書振興施策について複数選択で聞いたところ、「感染拡大防止用物品の提供」33.6%がもっとも多く、「感染拡大防止対策の学校図書館用ガイドラインなど(国や関連団体作成)を周知」33.3%、「郵送や宅配による図書館資料貸出」6.2%、「児童生徒が自宅で利用できるコンテンツ類の作成・提供」5.7%の順に続いた。

 自治体ごとのアンケート結果は、全国SLAのWebサイトにてPDF形式で公開されている。
《桑田あや》

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