大学卒業までの教育費は965.1万円…前年比26万円増

 高校入学から大学卒業までにかける子ども1人あたりの教育費用は965.1万円と、前年調査より26万円増加していることが、日本政策金融公庫が2020年10月30日に公表した教育費負担の実態調査結果より明らかになった。

教育・受験 高校生
大学卒業までに必要な入在学費用
  • 大学卒業までに必要な入在学費用
  • 高校卒業後の入学先別にみた卒業までに必要な入在学費用
  • 世帯年収に占める在学費用の割合
  • 年収階層別にみた世帯年収に占める在学費用の割合
  • 新型コロナウイルス感染症の拡大によって子どもの進路などに影響があったか
  • 具体的にどのような影響があったか(複数回答)
 高校入学から大学卒業までにかける子ども1人あたりの教育費用は965.1万円と、前年調査より26万円増加していることが、日本政策金融公庫が2020年10月30日に公表した教育費負担の実態調査結果より明らかになった。おもな増加要因は、授業料等の大学の在学費用の増加だという。

 教育費負担の実態調査は、64歳以下の男女かつ高校生以上の子どもを持つ保護者を対象に実施し、4,700人(各都道府県100人)の有効回答を得た。調査期間は2020年9月7日~9月14日。

 高校入学から大学卒業までにかける子ども1人あたりの教育費用(入在学費用)は965.1万円と、前年調査(939.1万円)と比べて26万円増加した。おもな増加要因は、授業料等の大学の在学費用の増加だった。高校卒業後の入学先別にみると、私立大学に入学した場合の累計金額は、文系で949.7万円(前年調査965.7万円)、理系で1,109.2万円(同1,070.4万円)、国公立大学では783.2万円(同748.1万円)。

 世帯年収に占める在学費用(子ども全員にかかる費用の合計)の割合は、平均15.9%(前年調査16.3%)。分布状況をみると、負担割合「10%以上20%未満」が33.9%(同33.8%)ともっとも多い。年収階層別にみると、すべての年収階層で低下。中でも「200万円以上400万円未満」世帯の平均負担割合は31.7%と、前年調査(37.5%)より5.8ポイント低下した。

 新型コロナウイルス感染症の拡大により、子どもの進路などに影響あった割合は13.7%にのぼる。具体的な影響は、「海外留学をあきらめた(または、海外留学中であったが学校を退学・休学した)」が28.7%ともっとも多く、「自宅以外からの通学をやめて自宅から通学することとなった」24.4%、「学校を変更した」14.6%、「進学をあきらめた(または、在学中の学校を退学・休学した)」8.7%などが続いた。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)