河合塾が提供する大学入試情報サイト「Kei-Net」は2020年11月25日、2021年度大学入試における「新型コロナウイルス感染症への対応一覧」を掲載した。新型コロナウイルス感染症対策に伴う、各大学の対応内容を確認できる。 「新型コロナウイルス感染症への対応一覧」は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う、2021年度の一般選抜における対応・配慮などを一覧にまとめたもの。私立大学は、各エリア内で一般選抜の志願者数が多い大学(都市部は毎年1万人以上が目安)を対象としている。 対応方法は、入試科目の変更、個別試験の出題範囲の配慮など受験生全体に関わる「選抜方法」、おもに出願要件として利用する英語資格・検定試験に関する「出願要件」、新型コロナウイルス感染症などに罹患した受験生に対する、追試験や別日程への振替対応など、受験機会の確保に関する「受験機会の確保」、「その他」に分けられている。 筑波大学は追試験を実施するほか、調査書の点数化を見送る。人間学群では前期(学類・専門学群選抜)の「集団面接・討論」を取りやめる、後期は「集団面接・討論」を取りやめ、代替措置として「論述」を課す。 慶應義塾大学は、看護医療学部において「面接」の実施を取りやめる。2次試験の評価は1次試験日に実施する「小論文」を使用する。 早稲田大学は、一般選抜において英語4技能テストのスコアを利用する場合、TOEFL iBT Special Home Editionを利用可とする(IELTS Indicatorは利用不可)。一般選抜では、新型コロナウイルス感染症罹患者などを対象に、共通テストの成績で合否判定を行う「特例措置」を設ける(共通テスト特例追試受験者で国際教養学部一般選抜を欠席した者も対象)。 「新型コロナウイルス感染症への対応一覧」は、Kei-Netで閲覧できる。なお、掲載内容は変更になる可能性があるため、詳細は必ず大学が公表する資料を確認すること。
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