スマホデビューを安全に「春のあんしんネット・新学期一斉行動」

 総務省は、初めてスマートフォンなどを手にすることが多い2月から5月にかけて「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を実施する。携帯電話事業者など情報通信関連企業や各種団体と連携し、SNSの安全な活用などインターネットリテラシーの向上のための取組みを推進する。

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  • 「春のあんしんネット・新学期一斉行動」の取組み
 総務省は、初めてスマートフォンなどを手にすることが多い時期である2月から5月にかけて「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を実施する。携帯電話事業者など情報通信関連企業や各種団体と連携し、SNSの安全な活用などインターネットリテラシーの向上のための取組みを推進する。

 春の卒業・進学・新入学の時期は、多くの青少年が初めてスマートフォンなどを手にする機会が多いことから、総務省では例年2月1日から5月31日にかけて、青少年および保護者、学校関係者などに対し、スマートフォンやSNSなどの安心・安全な利用のための啓発活動を行っている。

 おもな取組みとして、総務省による2021年版「インターネットトラブル事例集」の作成・公表や、PTAや教育委員会と連携した地域でのインターネットの安心・安全な利用に関する普及啓発活動の展開、携帯電話事業者と出版業界との連携により作成した人気コンテンツとタイアップした啓発動画の放映などを行う。

 また、保護者へはペアレンタルコントロール(保護者による管理)、積極的なフィルタリングの利用、時間管理機能・課金制限機能などによる適切な利用、話し合いによる家庭内ルールづくりなどに関する啓発を強化する。

 「春のあんしんネット・新学期一斉行動」では、これらの取組み以外にも、随時関係者による取組みが展開される予定。取組みの具体的内容については、安心ネットづくり促進協議会や総務省の地方総合通信局などのWebサイトにて確認できる。
《勝田綾》

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