【大学受験2021】コロナ対応、入試変更点まとめ…1/29時点

 文部科学省は、令和3年度(2021年度)大学入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について、2021年1月29日現在の状況を一覧表にまとめてWebサイトに掲載した。

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令和3年度入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について(国立大学の一部・令和3年1月29日現在)
  • 令和3年度入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について(国立大学の一部・令和3年1月29日現在)
  • 令和3年度入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について(私立大学の一部・令和3年1月29日現在)
 文部科学省は、令和3年度(2021年度)大学入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応等に関する変更について、2021年1月29日現在の状況を一覧表にまとめてWebサイトに掲載した。国立音楽大学は音楽学部の一般選抜で対面に加えてオンラインも選択可能とする。

 一覧表は、新型コロナウイルスに関連した感染症対策への対応について、文部科学省が1月29日時点で大学から報告された情報をまとめたもの。国公立大学と私立大学について、大学名と変更を行った選抜区分、変更を行った学部・学科、変更前、変更後を記載している。国立大学は65件(1月22日から9件増)、公立大学は32件(同4件増)、私立大学は171件(同14件増)、公立短期大学は3件(増減なし)、私立短期大学は58件(同4件増)の変更が報告されている。なお、前回公表した1月22日時点からの追加情報は、オレンジ色に色分けされている。

 たとえば、筑波技術大学は、産業技術学部の一般選抜で2月25日に実施予定の天久保キャンパスにおける対面での試験実施を変更。天久保キャンパスのほか、全国7か所にサテライト試験場を設け、個別学力検査等のうち、数学および総合問題を対面で実施、面接をオンラインで実施する。また、保健科学部の一般選抜で2月25日に実施予定の対面での小論文・面接をオンライン(Zoom)での面接のみに変更する。

 国立音楽大学は、音楽学部の一般選抜を、対面に加えてオンラインも選択可能とする。A日程(2月15日~17日):声楽専修、弦管打楽器専修、作曲専修の器楽(ピアノ)、鍵盤楽器専修(ピアノ・オルガン)の聴音、声楽専修のコールユーブンゲンは実施しない。

 信州大学は、緊急事態宣言の延長に伴い、同大の入試情報ポータルで選考方法の変更を発表した。経法学部(前期日程)と人文学部(前期・後期日程)は、大学入学共通テストの得点のみで選抜を行う。

 最新の入試情報は、各大学のWebサイトなどで必ず確認のこと。
《工藤めぐみ》

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