【高校受験2021】北海道公立高入試<数学>講評…易化

令和3年3月4日(木)、令和3年度(2021年度)北海道立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムは、練成会の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2021】北海道公立高入試<数学>講評
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 令和3年3月4日(木)、令和3年度(2021年度)北海道立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムは、練成会の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<数学>講評
(練成会 提供)



 例年どおり大問数は5題でしたが、小問数は標準校で20問から19問へ、裁量校で18問から16問へと減少しています。図形単元からの出題が非常に多く、標準校で60点中29点(総得点の5割弱)、裁量校では44点(総得点の7割強)を占めています。今回は標準校・裁量校共に出題されている「ストローを並べる規則的な図形の問題」で大きく差がついたと予想されます。特に問2はストローの本数を n を用いた式で表した上で、その考え方を説明する問題でした。解法が複数あり、どのように書くのか迷ったり、予想以上に時間を多くとられたりしたかもしれません。また、関数の問3では、「線分ACと線分BCの長さの和が最も小さい」ときの座標に関する出題で、過去に練習していれば非常に定番の問題と言えますが、類題を解いた経験がない場合は解法の糸口を見つけるのに手間取ったのではないかと予想されます。

 裁量問題5は、例年小問6問の構成でしたが、小問5問になり、1問ごとの配点が大きくなりました。問1(1)も過去の経験で差がつく問題であり、線分QRの長さと弧QRの長さが一致することに気がつくかがポイントでした。(2)は(1)の考え方を利用するので、(1)の出来が影響しました。また、5択の選択問題で4点配点と非常に高い配点となりました。問2(1)、(2)は、基本問題で確実に正解したい問題でした。(3)は問題文で示されている条件を正確に読み取る読解力が必要な問題でした。立体の辺上を動く点であること、2直線が同一平面上にあること、という条件からの解法の着眼点は非常に見つけづらかったことが予想されます。

 総じて、得点しやすい問題と得点しづらい問題にはっきり分かれています。中間点として得点できる部分も多くあり、中間点の結果が合計点の差につながるとも予想されます。

 必要なこととして、各単元の基本事項を完全に理解し、そのうえで問題集などを通して応用力を養成する必要があります。図形に関する問題が多い傾向は続いているので、証明や円周角・三平方の定理・空間図形などに関する問題も早いうちに着手することが大切になります。融合問題など難度の高い問題の対応策としては、普段から全国の入試問題などに触れ、正確に図やグラフを実際に描くことで解法の糸口を探す訓練が不可欠となります。

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 このレポートは令和3年3月4日(木)に速報として練成会により作成されたもの。

協力:練成会
《編集部》

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