【高校受験2021】愛知県公立高入試・Bグループ<数学>講評…すべての分野から出題

 2021年3月10日(水)、2021年度(令和3年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Bグループの学力検査が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2021】愛知県公立高入試・Bグループ<数学>講評
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 2021年3月10日(水)、2021年度(令和3年度)愛知県公立高等学校入学者選抜Bグループの学力検査が実施された。2021年2月24日に発表された出願倍率(Bグループ)は、豊田西1.63倍、時習館(普通)1.51倍など。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

愛知県公立高入試 Bグループ
<数学>講評(京進 提供)



大問1 小問集合(計算・因数分解・方程式・資料の整理,確率,関数,相似)〔やや易〕
大問2 小問集合(関数・規則性)〔標準〕
大問3 図形(円周角・線分比・空間図形)〔標準〕

 例年通り大問3題の構成。ほぼすべての分野から出題されている。難度、出題内容について、大きな変化はなかった。大問1は基本レベルの問題なので、確実に得点したい。大問2について、(2)は帯分数で考えると、考えやすくなる。(3)のグラフをかく問題は毎年出題されるので、問題文からグラフをかく練習はしておきたい。大問3について、(2)は点Fを通りBCに平行な直線、点Gを通りBCに平行な直線をひくと見通しがよくなる。四角形の面積は三角形に分けて、または、正方形から余分な三角形をひいて求めるとよい。

 図形以外の問題は標準レベルの問題ができるようにしておくこと。座標平面の問題は線分比と面積比が使えるように、図形に関しては、相似や三平方の定理を利用する問題、空間図形の問題は難しめの問題にも取り組み、入試に対応できるようにしておきたい。

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 このレポートは2021年3月10日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づくオリジナル学習法であるリーチングメソッドは、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進
《編集部》

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