【高校受験2021】兵庫県公立高入試<社会>講評…昨年よりやや易化

 2021年3月12日(金)、令和3年度(2021年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、成学社(開成教育グループ)の協力を得て、「社会」の講評を掲載する。

教育・受験 中学生
【高校受験2021】兵庫県公立高入試<社会>講評
  • 【高校受験2021】兵庫県公立高入試<社会>講評
 2021年3月12日(金)、令和3年度(2021年度)令和3年度(2021年度)兵庫県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。2021年3月4日に発表された全日制の志願者数は2万2,243人で、倍率は1.04倍。

 リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「社会」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

兵庫県<社会>講評
(開成教育グループ 提供)



大問1 地理 世界地理、日本地理 標準
大問2 歴史 世界史と日本史混合 標準
大問3 公民 政治や経済のしくみ 標準

 大問構成は例年通りであった。地理については世界地理、日本地理、どちらもかたよりなく出題されている。地形図の読み取り問題は、昨年に引き続き出題されている。例年と変わらず図や資料を用いた問題が多く出されているので、正確に読み取って解答することが大切になってくる。

 歴史の問題においては、世界地図などを利用し、外交、交易をテーマとした問題が多く出題されている。

 公民の問題では、コロナウィルスの影響による出題範囲の削減はなく、例年通り国際社会の分野を除く政治・経済の幅広い範囲から出題されている。また、震災のこと、ボランティアのこと、環境問題に関することが出題されている。全体として帯グラフや多くの資料を読み取る問題の数が増えているので、例年以上に正確に読み取り、解答を導く力が求められる。

---
 このレポートは令和3年3月13日(土)に開成教育グループが作成したもの。

協力:開成教育グループ
《編集部》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top