大学生と生産者の問題を解決する「青空留学」

 日本航空とポケットマルシェは「Japan Vitalization Platform」プロジェクトの一環として、コロナ禍によって悩む大学生と生産者の問題を同時に解決する共創活動「青空留学」を行う。大学生の応募受付を2021年7月18日午後6時まで、Webにて受付中。

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青空留学
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  • 「青空留学」概要
  • 秋田県にかほ市 佐藤栄治郎氏
  • 香川県さぬき市 山本幸典氏
  • 熊本県阿蘇郡高森町 打越友香氏
 日本航空とポケットマルシェは「Japan Vitalization Platform」プロジェクトの一環として、コロナ禍によって悩む大学生と生産者の問題を同時に解決する共創活動「青空留学」を行う。大学生の応募受付を2021年7月18日午後6時まで、Webにて受付中。

 日本航空とポケットマルシェは「Japan Vitalization Platform(JVP)」という、さまざまな共創活動を通じて都市と地域の人流・物流を生むことで日本の活性化を目指すコンソーシアム構想に取り組む。このコンソーシアム構想に向けて行われる共創活動の第一弾として、大学・生産者による共創プログラム「青空留学」を実施する。参加を希望する大学生の応募受付を特設サイト上にて、2021年7月18日午後6時まで受け付けている。

 JVPは、「企業」「漁師・農家」「未来世代」が協働し、都市と地域が混ざり合うことで新たな人流(関係人口)、物流を生み出すことができ、日本に活力をもたらすことを目的としている。この目的達成のため、10,000名・100社が参画するコンソーシアムへ拡大させること、さまざまな「共創活動」を通じて、居住や移動、教育等のイノベーションを生みだすことで、「多拠点で生きることが当たり前である社会」の実現を2025年までのビジョンとして掲げている。今回の青空留学は、その共創活動の第一弾として開催される。

 青空留学は、新型コロナウイルスによって、たくさんの課題に直面する大学生と生産者を直接つなぎ、両者の課題を同時に解決することが目的。大学生メンターとなるJAL社員と大学生が実際に生産者の元を訪れ、生活を共にすることで、現地のリアルを目で見て学び、感じとることができる。そして留学を通して見えた生産現場の課題について、生産者、大学生、JAL社員がチームとなって、解決につながるプランを検討。最終審査によって選ばれたプランは、JALおよびポケットマルシェのアセットを用いて、実際に商品化、サービス化し、展開される予定。

 この取組みを通して、大学生にはコロナ禍で失われていた生活実感、生産者には消費者との新たな接点機会を提供でき、両者のコロナ禍における課題解決に貢献することができる。参加を希望する大学生は2021年7月18日までにWebより参加を申し込み、選考された学生が参加可能。

◆青空留学
募集人数:8名程度
応募締切日時:2021年7月18日(日)18:00
応募方法:Webにて申し込む
応募条件:オンライン説明会に参加し、同プログラムに強い関心を持つ大学生
オンライン説明会開催日時:
7月8日(木)20:00~21:00
7月9日(金)20:00~21:00
7月10日(土)13:00~14:00
審査の流れ:
(1)エントリーフォームにて書類選考
(2)必要に応じてオンライン面談を実施(2021年7月19日(月)~22日(木))
(3)審査結果通知:2021年7月23日(金)頃
参加の流れ:
(1)「青空留学」参加希望の大学生を募集・選考(6月28日~7月末)
(2)参加大学生を対象に、事前オリエンテーションをオンライン(一部対面)にて実施(8月)
(3)秋田、香川、熊本の生産現場で約1週間のフィールドワークを実施(9月上旬)
(4)フィールドワークを通じて見えた生産者の課題に対する解決プランを、生産者・大学生・JAL社員のチームで検討し、数回の中間審査を実施。その間、JALの航空網を利用して複数回にわたり生産現場を訪問し、追加ヒアリングを通じてチームの関係性を構築(9月下旬~11月)
(5)最終審査会にて、商品化するプランを決定(11月末)
(6)資金調達を行い、商品開発・販売を実施(12月~)

受け入れを担う生産者:
秋田県にかほ市 佐藤栄治郎氏
香川県さぬき市 山本幸典氏
熊本県阿蘇郡高森市 打越友香氏
《編集部》

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