厚生労働省は2025年3月25日午後2時、第110回薬剤師国家試験の合格発表を行った。合格率は、前年(2024年)より0.42ポイント増の68.85%。新卒の合格率は84.96%で、前年より0.6ポイント増加した。
第110回薬剤師国家試験は、2月22日と23日に北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県および福岡県で実施された。出願者数は1万4,825人、受験者数1万3,310人、合格者数9,164人。合格率は68.85%で、前年(2024年実施第109回)の68.43%と比べ、0.42ポイント増加した。
そのうち、新卒者の合格者数は6,849人、合格率は84.96%で、前年の84.36%と比べ0.6ポイント増加。新卒者の合格率を男女別にみると、男性が83.76%(前年比0.69ポイント減)、女性が85.60%(同1.29ポイント増)。合格率を設置主体別にみると、国立が90.63%(同0.59ポイント増)、公立が88.24%(同2.5ポイント減)、私立が84.38%(同0.67ポイント増)。
厚生労働省Webサイトでは、合格基準や正答、都道府県別合格者数なども掲載している。リセマムはこのあと、第110回薬剤師国家試験(学校別合格者数や合格率)の記事も公開する。