慶應義塾大、経済学+データサイエンス「DEEP」創設

 慶應義塾大学経済学部は、データサイエンス教育プログラムDEEP を2022年度に創設する。必要単位数を取得し、データサイエンスを活用した成果物を提出した学生に修了証が授与される。

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 慶應義塾大学経済学部は、データサイエンス教育プログラムDEEP (Data-driven Economics and Econometrics Programme)を2022年度に創設する。必要単位数を取得し、データサイエンスを活用した成果物を提出した学生に修了証が授与される。

 ビッグデータの急速な蓄積と利用の広がり等により、従来の経済学教育ではカバーされてこなかったデータサイエンスの知識と技能が経済研究の現場で要求されるようになった。新しい経済研究の流れに対応できる人材を育てるため、DEEP(Data-driven Economics and Econometrics Programme)を2022年度に創設する。

 DEEPのカリキュラムは、1・2年生対象の「データサイエンスの基盤となる数学と統計学を学ぶコア科目」、3・4年生対象の「高度なデータサイエンスの手法と応用を学ぶリサーチ科目」「データサイエンスの実践を学ぶPBL(Project-Based Learning)科目」の3つの科目群で構成される。DEEPに参加する経済学部生は、データサイエンスで重要とされる科目群を履修し、データサイエンスの基礎と経済分析への応用を体系的に学ぶ。

 必要単位数を取得し、学習の集大成としてデータサイエンスを活用した成果物を提出した学生に修了証が授与される。また、研究会(ゼミナール)での卒業論文や研究プロジェクトでの成果物も、研究内容が相当であればPBL科目の成果物と同等のものとして認定される。
《工藤めぐみ》

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