7月時点の内定者充足率は62.8%…22卒就活

 2022年卒の就職活動について、2021年7月時点で採用選考を終了した企業は全体の29.8%、充足率の平均は62.8%と、いずれも前年を上回ったことが、ディスコの調査結果より明らかになった。

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接点をもった学生に対して感じたこと
  • 接点をもった学生に対して感じたこと
  • オンラインでの採用活動
  • 選考終了状況と内定者充足率
  • 今年度インターンシップ等のプログラム実施予定
  • 人事担当者川柳
 2022年卒の就職活動について、2021年7月時点で採用選考を終了した企業は全体の29.8%、充足率の平均は62.8%と、いずれも前年を上回ったことが、ディスコの調査結果より明らかになった。

 ディスコは、全国の企業を対象に2021年6月1日の選考解禁から1か月が経過した時点での2022年卒採用状況について、2021年6月28日~7月6日に「キャリタス就活」掲載企業・アンケート回答数1,220社を対象に調査を実施した。2023年卒対象のインターンシップ実施予定、採用計画に関する調査を行った。

 2021年卒採用との比較して、エントリー数、選考応募者数ともに「増えた」企業が過半数。辞退者は増加に転じた。採用活動の開始時期は、9割以上が選考解禁より前に面接開始。3月中旬が最多。内定決定は4月下旬が最多だった。

 オンラインでの採用活動は約8割超がWEBセミナー、WEB面接を実施。約9割が対面せずに内定を出すことに「抵抗がある」と答えた。今年度のインターンシップ等のプログラム実施予定は、実施予定企業は66.1%。大手企業はオンライン中心、中小企業は対面中心で実施となっている。

 採用選考を終了した企業は全体の29.8%。充足率の平均は62.8%。いずれも前年を上回った。内定者に対する満足度について、「質・量ともに満足」は35.3%から29.0%へ減少。「量」に対する不満が目立つ。

 2023年3月卒業予定者の採用計画に関する調査は、約7割が2022年卒以上の採用を予定。4社に1社は「未定」と回答していた。
《安田萌香》

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