大学生の5割超、1日の読書時間ゼロ…第53回学生生活実態調査

生活・健康 大学生

第53回学生生活実態調査 図表16 1日の読書時間分布 ) 画像出典:全国大学生活協同組合連合会「第53回学生生活実態調査の概要報告 」
  • 第53回学生生活実態調査 図表16 1日の読書時間分布 ) 画像出典:全国大学生活協同組合連合会「第53回学生生活実態調査の概要報告 」
  • 第53回学生生活実態調査 図表17 1日の読書時間が0の割合(バイト就労) 画像出典:全国大学生活協同組合連合会「第53回学生生活実態調査の概要報告 」
 全国大学生活協同組合連合会(大学生協)は2018年2月26日、第53回学生生活実態調査の概要報告を発表した。大学生の読書時間が減少しており、1日の読書時間が0分の割合は53.1%にのぼることがわかった。

 第53回「学生生活実態調査」は、2017年10~11月の期間、全国の国公立および私立大学の学部学生を対象に、登下校時刻やサークル、就職などに係る大学生活についてや、日常生活、経済生活、大学生協についてなどを質問した調査。75大学生協が参加し、18,999名から協力を得たうち、毎年指定している30大学生協で回収した10,021名の平均値を分析した。

 読書時間を調査したところ、1日の読書時間は前年の2016年から0.8分減少し平均23.6分となり、3年連続減少。0分と回答した学生の割合が半数を超えたのは、調査項目として確認できる2004年以降はじめて。

 1日の読書時間が0分の割合は53.1%。内訳は、文系48.6%、理系54.5%、医歯薬系62.6%。アルバイト就労中と非就労中の学生における読書時間が0分の割合を比較すると、アルバイト就労中の学生が54.5%、アルバイトをしていない学生が49.4%だった。

 一方、読書時間が120分以上の学生は2004年から4.5%~7.5%を推移しており、0分が4割を超えた2013年以降も5%以上を継続している。よって、長時間読書する層が引き続き存在していることから、読書する学生の読書時間は51.1分となり、2016年から2.5分伸長した

 なお、1日のスマートフォン利用時間の平均は177.3分。全国大学生活協同組合連合会が調査年ごとの読書・スマホ・勉強時間の推移を算出し、読書との関係性を分析した結果、「読書時間減少にはスマホ時間による直接的な強い効果はみられない」としている。

 第53回学生生活実態調査の結果概要は、全国大学生活協同組合連合会のWebサイトで確認できる。
《佐藤亜希》

【注目の記事】

編集部おすすめの記事

特集

page top

旬の教育・子育て情報をお届け!(×をクリックで閉じます)