小学生の夏休み川柳2021「夏休み 宿題緊急『辞退』宣言」ほか、優秀作品発表

 ベネッセコーポレーションの「進研ゼミ小学講座」は、コロナ苦のストレスを笑いで吹きとばしてほしいという思いから、「夏休み」をテーマにした川柳を全国の小学生の会員から募集。「楽しみ」「切ない」「クスりと笑える」の3部門合計で2万2,368句が集まった。

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進研ゼミ小学講座『小学生の夏休み川柳 2021』 優秀作品
  • 進研ゼミ小学講座『小学生の夏休み川柳 2021』 優秀作品
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 ベネッセコーポレーションの「進研ゼミ小学講座」は2021年8月11日、「小学生の夏休み川柳」の優秀作品を発表した。本企画はコロナ苦のストレスを笑いで吹きとばしてほしいという思いから実施され、「夏休み」をテーマにした川柳を全国の小学生の会員(小学3~6年生)から募集したもの。募集期間は2021年7月15日から26日までの間で、「楽しみ」「切ない」「クスりと笑える」の3部門合計で2万2,368句が集まった。

 「小学生の夏休み川柳」の募集は昨年2020年に続き2回目。2020年は応募作品の約20%に「コロナ」という言葉が使われていたのに対し、2021年は約8%と減少した。一方で、コロナ禍での日常を具体的に捉えた作品が目立つ結果となった。

 「マスク」着用や、保護者の「リモート」勤務といったニューノーマルな日常をユーモラスに切り取る作品からは、小学生が前向きに過ごそうとしているようすが見えてくる。「マスク」を使用した作品は273句、「リモート」については150句のほか、「自分なりに好きなことを見つけて楽しむ」情景を表す作品が多く見られた。

  好きな人・好きなこと に没頭する「推し活」に励むようすを表現する作品も目立ち、特に「ゲーム」は頻出で、約680句の作品でテーマとなっていた。好きなことを楽しむ一方でテーマとして1番多かったのは「宿題」を使用した作品で約4,200句。宿題の多さを嘆いたり、がんばろうとしていたりする声が多く寄せらた。 宿題の他に、夏のイベントの中止などについて、切ない気持ちを「シュン」という新語で表現する作品も見られた。

 編集室と小学生約3,500人の投票で選ばれた優秀作品は下記のとおり。

◆「小学生の夏休み川柳 2021」大賞・優秀賞 -編集室選-
大賞 優秀賞:楽しみな夏休み部門
 マスクでも にっこり笑顔 目言葉(アイことば)(埼玉県・小5)
優秀賞:切ない夏休み部門
 夏休み 宿題緊急『辞退』宣言(埼玉県・小6)
優秀賞:クスりと笑える夏休み部門
 リモートは うつるとこだけ きれいだよ(京都府・小5)
特別賞:
 夏休み 家でヲタ活 推しは神(兵庫県・小5)

◆「小学生の夏休み川柳 2021」優秀賞 -小学生選-
優秀賞:楽しみな夏休み部門
 マスクなし すきな子の顔 キュンとなる(兵庫県・小6)
優秀賞:切ない夏休み部門
 先生は 宿題出しすぎ マジしゅんです(山形県・小4)
優秀賞:クスりと笑える夏休み部門
 ヒマすぎて ゲームしか勝たん 夏休み(京都府・小6)
《田口さとみ》

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