【中学受験2022】インフィニティ国際学院中等部、北海道・国立公園内に夏キャンパス開設

 インフィニティ国際学院は2021年9月6日、2022年4月に開校する「インフィニティ国際学院中等部」のキャンパスを北海道と奄美大島の国内2か所に構えるデュアルキャンパスとすることを発表。あわせて、夏キャンパスを北海道大雪山国立公園内に開設すると公表した。

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デュアルキャンパス概要
  • デュアルキャンパス概要
  • 左:大雪山の山々に囲まれた山岳リゾートキャンパス設置予定の「層雲峡温泉街」/右:大雪山国立公園の中心に位置する「黒岳」に挑むインフィニティ高等部の生徒たち
  • 上川町タウンキャンパス構想案
  • インフィニティ国際学院
 インフィニティ国際学院は2021年9月6日、2022年4月に開校する「インフィニティ国際学院中等部」のキャンパスを北海道と奄美大島の国内2か所に構えるデュアルキャンパスとすることを発表。あわせて、夏キャンパスを北海道大雪山国立公園内に開設すると公表した。

 インフィニティ国際学院高等部は、固定のキャンパスを持たず「旅をしながら学びあう」をコンセプトにした新しい時代のグローバルスクール。コロナ禍でも全国各地のフィールドをまわりながら学びを続け、海外進学や起業等を目指したグローバルなキャリア形成と多様な体験を積み重ねている。

 2022年4月に新たに開校する中等部は、全寮制キャンパスを国内2か所に構える国内初の全寮制デュアルキャンパスという新たな学びの環境をとり、固定のキャンパスは持ちつつも町全体でテーマや環境に応じた最適の学びを実現することを目指す。地域住民や行政、地元企業とも連携しながら学びの場をデザインし実践する他、北海道と奄美大島の国立公園および世界自然遺産の中に構えるキャンパスという環境の中でオンライン学習等を駆使した最先端の生きた学びも実現する。

 おもに夏季に滞在する夏キャンパスは、北海道大雪山国立公園内の層雲峡に構えることが決定。「北海道の屋根」と呼ばれる2,000メートル級の山々に囲まれた立地、「カムイミンタラ 神々の遊ぶ庭」と呼ばれる雄大な大雪山系の麓で四季折々の魅力を感じることができるキャンパスになるという。全寮制となる施設とメインの教室は、層雲峡温泉街の施設を改修し、地域と一体となって運営する。

 所在地となる北海道上川町とは、教育および地域活性化に関して連携し、拠点となるキャンパスを起点に、周囲に点在する森の教室や町の施設資源を活用した学びを展開する予定。インフィニティ国際学院中等部の特徴となる、オンライン学習システムを活用した個別最適化された教科学習や、自然豊かな環境下だからこそ実現できる地域課題解決、SDGsをテーマとしたフィールドワーク、全寮制の生活を通じたチームワークや多様性理解等、これからの時代に必要な知識と知恵を早期から体得することのできる学びの環境を構築するという。

 また、おもに冬季に滞在するもう1つの冬キャンパスは、世界自然遺産に登録された鹿児島県奄美大島に2023年1月開校予定。立地等詳細は後日公表される。中等部公式Webサイトも9月下旬に公開予定となっており、カリキュラムのコンセプトや2022年入学に向けた入試情報等を随時発信していく。
《畑山望》

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