都立小児総合医療センター、病児・病後児保育スタート

 東京都は2021年12月1日、都立小児総合医療センターで病児・病後児保育を開始する。利用対象は、府中市・国分寺・国立市在住の生後5か月から小学6年生までの病気にかかった子供や回復途中の子供。専用施設である病児・病後児保育室「くるみ」で一時的に預かり、保育を行う。

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病児・病後児保育室「くるみ」
  • 病児・病後児保育室「くるみ」
  • 保育室(都立小児総合医療センター)案内図
 東京都は2021年12月1日、都立小児総合医療センターで病児・病後児保育を開始する。利用対象は、府中市・国分寺・国立市在住の生後5か月から小学6年生までの病気にかかった子供や回復途中の子供。専用施設である病児・病後児保育室「くるみ」で一時的に預かり、保育を行う。

 病児・病後児保育とは、保育を必要とする病気の児童に対し、医師との連携のもと、医療機関や保育所等の専用スペースで一時的に保育するもの。病児保育の対象となるのは、病気の回復期に至らず、かつ当面の症状の急変が認められない児童。病後児保育は、病気の回復期であり、かつ集団保育が困難な児童を対象とする。

 実施場所は、東京都府中市にある東京都立小児総合医療センター。府中市から事業を受託し、多摩メディカルキャンパス内に設置する病児・病後児保育室で保育が必要な病気の児童を預かり、一時的に保育を実施する。

 利用対象は、府中市・国分寺・国立市在住の生後5か月から小学6年生までの児童。府中市・国分寺市・国立市が広域利用の協定を締結し、各市の市民が利用可能となる。対象となる疾患例は、発熱や風邪・下痢等、おたふくかぜ等の感染性疾患の回復期、気管支喘息等の慢性疾患、やけどや骨折等の外傷性疾患の養生期等。

 定員は12人。ただし、開始から当面の間は6人で運用する。利用料金は、児童1人1日につき2,500円。利用日は、土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く毎日。利用時間は、午前8時半から午後6時まで。保育室の利用には、事前に利用登録が必要(登録無料)。事前登録は11月1日から受け付けている。利用予約は、原則として前日までに病児・病後児保育室くるみへ電話で先着順に受け付ける。詳細は、Webサイトから確認できる。

◆病児・病後児保育
開始予定日:2021年12月1日(水)
実施場所:東京都立小児総合医療センター 病児・病後保育室くるみ(東京都府中市武蔵台2丁目8番29号、多摩メディカルキャンパス保育棟2階)
対象者:府中市・国分寺市・国立市在住の生後5か月~小学6年生の児童
定員:12人(開始から当面の間は6人で運用)
利用日:土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く毎日
利用時間:8:30~18:00
利用料金:児童1人1日につき2,500円
対象となる疾患(例):
・発熱や風邪、下痢等
・おたふくかぜ等の感染性疾患の回復期
・気管支喘息等の慢性疾患
・やけどや骨折等の外傷性疾患の養生期
※新型コロナウイルス感染症の状況により変更あり
利用方法:原則、前日までに電話で予約申込
※事前に利用登録が必要
《奥山直美》

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