学習塾スタート「小4」最多…中学受験向け

 おもに中学受験向けの塾への通塾経験のある人にいつから通っていたかを聞いたところ「小学4年生」がもっとも多い33.8%、通塾の当初の目的は「中学受験」が67.5%であることが、こどもりびんぐが2021年11月19日に発表した調査結果より明らかになった。

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全国のママ・パパが選ぶ「学習塾」ランキング
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 おもに中学受験向けの塾への通塾経験のある人にいつから通っていたかを聞いたところ「小学4年生」がもっとも多い33.8%、通塾の当初の目的は「中学受験」が67.5%であることが、こどもりびんぐが2021年11月19日に発表した調査結果より明らかになった。

 園児とママのフリーマガジン「あんふぁん」「ぎゅって」を発行するこどもりびんぐが運営するシルミル研究所のこどもリサーチは、26回目となるアンケートを実施した。調査テーマは「ママ・パパが選ぶ学習塾について」、2021年9月24日~10月28日の期間であんふぁんWeb、ぎゅってWeb会員、こどもりびんぐアンケート会員に対しWebで調査を実施。全国の小学生以上の子供がいる280人を対象に利用経験や感想を聞いた。

 おもに中学受験向けの塾への通塾経験を聞いたところ、「現在通っている」と答えた人は16.1%、「過去に通っていた」が12.5%となり、「通ったことはないが興味がある」と答えた人は29.6%だった。通塾経験のある人に、いつから通っていたかを聞いたところ「小学4年生」がもっとも多い33.8%、続いて「小学5年生」が18.8%。通塾の頻度でもっとも多いのは「週に2~3回」で51.3%となった。通塾当初の目的は「中学受験」が67.5%、「成績向上」が27.5%、「高校受験を見据えて」が22.5%と中学受験が通塾の目的で最多となった。

 さらに2021年9~10月に実施した「ママ・パパが選ぶ学習塾ランキング」では、首都圏の利用率1位は「日能研」、2位「栄光ゼミナール」、3位「早稲田アカデミー」がランクインした。関西圏では「日能研」「能開センター」「馬渕教室」が同率1位だった。

 入塾時にもっとも重視したことを尋ねると「通いやすいアクセス」が63.1%と最多で、「通いやすい時間帯」23.1%、「講師が良い」20.0%、「子供が行きたがった」20.0%、「志望校の合格実績」18.5%、「有名だから」18.5%と続いた。通いやすいアクセスを選んだ理由として「仕事がフルタイムで送迎ができないので、一番近くの自転車で行けるところを選んだ」等の声があがった。その他、悩みとして「長期休みの補習授業が、通常授業より金額がかなり増す点が家計には痛手。候補の塾すべて、金額の点で悩みました」等、金銭面に関する内容が多く寄せられた。

◆調査概要
「あんふぁんWeb」「ぎゅってWeb」会員、こどもりびんぐアンケート会員に対しWebで調査を実施
・期間:2021年9月24日から10月28日
・調査対象:
【首都圏エリア】サピックス/啓進塾/四谷大塚/日能研/栄光ゼミナー/早稲田アカデミー/啓明館/市進学院/ena/臨海セミナー/創研学院/希学園/スクールFC/茗渓塾/ジーニアス/駿台・浜学園/国大セミナー/中学受験グノーブル/鉄能会/城北スクール/進学プラザTOKYO /その他
【関西エリア】サピックス/日能研/栄光ゼミナール/創研学院/進学館/能開センター/希学園/浜学園/第一ゼミパシード/第一ゼミナール/馬渕教室/成基学園/類塾/京進/若松塾藤岡教室/市田塾/創学アカデミー/開成ベガ/KECゼミナール・KEC志学館ゼミナール/国大セミナー/能力開発センター/木村塾SEED/立志館ゼミナール/その他(五十音順)
・回答者プロフィール:全国の小学生以上の子供がいる人 280人(男性13.9%、女性86.1%)
・年齢:30代31.5%、40代45.7%、50代以上22.8%(データは小数点2位以下四捨五入)
《編集部》

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