MSD、オンライン啓発「娘とはじめる子宮頸がん予防」開始

 MSDは2021年12月14日、子宮頸がん予防啓発活動の一環として「娘とはじめる子宮頸がん予防。」「10代からの、子宮頸がん予防。」をテーマにしたオンライン啓発活動を開始した。今後さまざまな情報発信を行う。

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子宮頸がん予防オンライン啓発活動
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 MSDは2021年12月14日、子宮頸がん予防啓発活動の一環として「娘とはじめる子宮頸がん予防。」「10代からの、子宮頸がん予防。」をテーマにしたオンライン啓発活動を開始した。10代の娘をもつ保護者に対して子宮頸がん予防の重要性を知ってもらうことを目的に、今後さまざまな情報発信を行う。

 子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部にできる女性特有のがん。国立がん研究センターの「がん統計」によると、日本では毎年1万人以上が新たに子宮頸がんと診断され、年間約2,900人が亡くなっているという。

 子宮頸がんの原因の90%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるものといわれており、早期に発見できれば命や子宮を守ることのできる病気である一方、就労や結婚、出産、子育て等、女性にとって大きなライフイベントを迎える時期での発症率が高いため、10代からのHPVワクチン接種による予防と、20歳以降の定期的な子宮頸がん検診(2年に1回)を受け早期発見につなげることが非常に重要となる。

 今回の啓発活動は、「女性の生涯の心身と社会的なウェルビーイングを支援する」ことをテーマに掲げて活動する日本女性財団の代表理事で産婦人科医の対馬ルリ子先生の協力のもと展開。子宮頸がん予防の重要性とその方法を発信することで、10代の娘をもつ保護者をはじめ、多くの女性や一般に正確な情報を知ってもらう機会を提供する。

 またMSDでは、子宮頸がん予防情報サイト「もっと守ろう.jp」を運営し、疾患の原因、予防、治療といった情報提供も実施。今後も、日本においてHPV関連疾患の予防が進み、子宮頸がん等で苦しむ患者を1人でも減らせるよう、関連する情報の提供活動に努めたいとしている。
《畑山望》

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