「英検」「英検S-CBT」「英検S-Interview」2022年度検定料を値下げ

 日本英語検定協会は2021年12月23日、2022年度の「英検」「英検S-CBT」「英検S-Interview」における検定料の値下げを公表した。「英検」個人/団体の本会場受験で、3級は1,500円値下げして6,400円、2級は1,300円値下げして8,400円となる。

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2022年度「英検」「英検S-CBT」「英検S-Interview」の検定料
  • 2022年度「英検」「英検S-CBT」「英検S-Interview」の検定料
  • 2022年度第1回検定
 日本英語検定協会は2021年12月23日、2022年度の「英検」「英検S-CBT」「英検S-Interview」における検定料の値下げを公表した。「英検」個人/団体の本会場受験で、3級は1,500円値下げして6,400円、2級は1,300円値下げして8,400円となる。

 2021年度は試験の形態上、かかる費用の影響度が高いうえ、コロナ禍の影響で試験実施にかかる各種原価が高騰し、検定料を値上げしていた。今後のパンデミックの状況は予測不能であるが、2021年度の早い段階から経費削減等を含めた収支改善と安全配慮のもとでコロナ禍前と変わらない受験者への受験機会の提供と実現を目指し、英検(従来型)の施策を行ってきたという。今回、2022年度のコロナ禍の影響を精査し、試験実施にかかる費用等を算出し検定料を決定した。

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 2022年度の英検(従来型)個人/団体(本会場)の受験料は、1級が1万1,800円(現在1万2,600円)、準1級は9,800円(現在1万700円)、2級は8,400円(現在9,700円)、準2級は7,900円(現在9,200円)、3級は6,400円(現在7,900円)、4級は4,500円(現在4,900円)、5級は3,900円(現在4,500円)。準会場1(1次試験が準会場、2次試験は本会場)については、2~5級で現在の受験料と同じ~100円値下げする。

 2020年度からサービスを開始した英検S-CBTは、準1級が9,900円(現在1万200円)、2級9,000円(現在9,200円)、準2級は8,500円(現在8,700円)、3級は7,200円(現在7,400円)。英検S-Interviewは、1~3級で200円~300円値下げする。

 2022年度の試験日程はすでに公表しており、第1回検定の個人申込・団体申込共通の受付期間は4月1日~ 5月6日。日本英語検定協会は、2022年もコロナ禍の影響は続くと推察するが、入念な感染防止策を講じて試験を実施するという。
《田中志実》

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