学童保育の待機児童1万3,416人、登録児童数は過去最多

 厚生労働省は2021年12月24日、2021年の放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)実施状況を公表した。登録児童数は前年(2020年)比3万7,267人増の134万8,275人で、過去最多を更新。放課後児童クラブ数2万6,925か所も、過去最多を更新した。

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クラブ数、登録児童数および利用できなかった児童数の推移
  • クラブ数、登録児童数および利用できなかった児童数の推移
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  • 終了時刻の状況(平日)
  • 設置・運営主体別実施状況
  • 設置場所の状況
  • 待機児童数の学年別の状況
  • 登録児童数の規模別の状況
  • 利用できなかった児童マップ
 厚生労働省は2021年12月24日、2021年の放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)実施状況を公表した。登録児童数は前年(2020年)比3万7,267人増の134万8,275人で、過去最多を更新。放課後児童クラブ数2万6,925か所も、過去最多を更新した。

 放課後児童クラブは、小学校の余裕教室や児童館等で、共働き家庭等の児童に放課後等の遊びや生活の場を提供する事業。2018年に策定された「新・放課後子ども総合プラン」に基づき、放課後児童クラブについて、2021年度末までに約25万人分を整備し、待機児童の解消を目指す。その後、女性就業率のさらなる上昇に対応できるよう整備を行い、2019年度から2023年度までの5年間で約30万人分を整備するとしている。

 2021年5月1日時点の登録児童数は、前年比3万7,267人増の134万8,275人。放課後児童クラブ数は、前年比300か所増の2万6,925か所。登録児童数と放課後児童クラブ数ともに過去最多を更新した。

 登録児童を学年別にみると、「1年生」が42.4万人(31.4%)、「2年生」が37.6万人(27.9%)、「3年生」が28.5万人(21.1%)、「4年生」が15.3万人(11.4%)、「5年生」が7.4万人(5.5%)、「6年生」が3.7万人(2.7%)。1年生~3年生が全体の約8割、4年生~6年生が約2割を占めている。この割合は前年度と比較して、ほぼ横ばいとなっている。

 設置・運営主体は、「公立公営」が7,663か所(28.5%)、「公立民営」が1万3,183か所(49.0%)、「民立民営」が6,079か所(22.6%)。設置場所は、「学校余裕教室」7,646か所(28.4%)がもっとも多く、「学校敷地内」6,745か所(25.1%)が続いた。

 午後6時半を超えて開所している放課後児童クラブは、平日が1万6,058か所(59.7%)、長期休暇等が1万5,556か所(58.1%)で、全体の約60%を占めており、増加傾向にある。

 一方、放課後児童クラブを利用できなかった児童数(待機児童数)は、前年比2,579人減の1万3,416人。学年別では、「1年生」2,009人、「2年生」1,982人、「3年生」3,364人、「4年生」3,786人、「5年生」1,613人、「6年生」662人。前年と比べると、1年生~3年生は179人減、4年生~6年生は2,400人減となった。
 待機児童数を都道府県別にみると、「東京都」3,361人、「埼玉県」1,230人、「千葉県」940人で、全体の4割を占めている。
《川端珠紀》

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