【大学受験2022】立命館大・APU入試で出題ミス3問…合否に影響なし

 立命館大学と系列の立命館アジア太平洋大(APU)は2022年2月8日、2022年度一般入試の日本史、地理、生物の3科目において出題ミスがあったと発表した。日本史は個別の対応はせず、地理、生物は該当問題について受験者全員を正解として判定。合否に影響はないという。

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出題ミスがあった個所:立命館大学・立命館アジア太平洋大学の一般選抜入学試験「選択科目」の「日本史」
  • 出題ミスがあった個所:立命館大学・立命館アジア太平洋大学の一般選抜入学試験「選択科目」の「日本史」
  • 出題ミスがあった個所:立命館大学・立命館アジア太平洋大学の一般選抜入学試験「選択科目」の「地理」
  • 出題ミスがあった個所:立命館大学の一般選抜入学試験「選択科目」の「生物」
  • 立命館大学
  • 立命館アジア太平洋大
 立命館大学と系列の立命館アジア太平洋大(APU)は2022年2月8日、2022年度(令和4年度)一般入試の日本史、地理、生物の3科目において出題ミスがあったと発表した。日本史は個別の対応はせず、地理、生物は該当問題について受験者全員を正解として判定。合否に影響はないという。

 立命館大学・APUの発表によると、2月1日に実施した一般入試の選択科目「日本史」および「地理」、2月2日に実施した一般入試の選択科目「生物」にそれぞれ出題ミスがあったことが発覚。日本史および地理は立命館大学・APUの共通試験問題、生物は立命館大学の試験問題だった。

 地理では、大問Iの地形図中に「D」で示した地図記号を問う問題で、記号の図柄が不明瞭だった。生物では、大問IIの本文6行目の問題文で「全血液量の30%」と表記すべきところ「全血液量の70%」と誤記。出題に矛盾が生じ、関連する設問の解答が不能となった。地理、生物はいずれも受験者全員を正解とする対応をとる。

 また、日本史では、大問Iの本文5行目の年号が「1822年」と表記すべきところ「1882年」と誤記があったものの、解答に影響を及ぼさないため対応は行わないという。

 大学側は、いずれも問題作成・校正時の点検が不十分であったことが原因だとし、試験実施後に学内で行った点検によりミスが判明したと発表。受験生には、立命館大学入試情報サイトの「お知らせ」に掲載し周知するとしている。出題ミスについて、受験者ならびに関係者各位に深く陳謝すると共に、今一度、点検体制のあり方を見直して再発防止策を検討し、具体化していくとコメントしている。
《畑山望》

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