福岡県教育委員会は2022年2月14日、2022年度（令和4年度）公立高等学校の推薦入学内定状況を公表した。県立高校で志願率が高かった明善（普通科・総合文化コース）の内定率は0.37倍、修猷館（普通科）の内定率は0.48倍だった。 福岡県公立高校推薦入学者選抜は1月31日から2月3日に入学出願を受け付け、2月7日と8日に面接・作文・実技試験を実施。2月14日に合格内定通知を行った。県立高校82校の推薦入学募集人員4,619人程度に対し志願者数は6,401人で志願率は1.39倍。内定者数は5,584人で内定率は0.87倍だった。 学校別にみると、明善（普通科・総合文化コース）は推薦入学募集人員8人程度に対し27人が志願し、志願率は3.38倍ともっとも高く、内定者は10人で内定率0.37倍となった。この他、各学校・学科の内定率は明善（理数）0.36倍、修猷館（普通）0.48倍、筑紫丘（普通）0.36倍、筑紫丘（理数科）0.53倍、福岡（普通）0.46倍だった。 また、市（組合）立高校の志願・内定状況は、4校の推薦入学募集人員320人程度に対し志願者は515人で志願率は1.61倍。内定者数は418人で、内定率は0.81倍となった。志願倍率の高かった学校の内定率をみると、古賀竟成館（普通・進学コース）は1.00倍で、その他、久留米商業（経営科学科・経営総合コース）0.64倍、北九州市立（普通）0.66倍等。 福岡県公立高校入試は今後、一般入試の出願を2月14日から21日正午、志願先変更を2月22日から2月28日正午まで受け付ける。学力検査は3月8日に実施し、合格発表を3月16日午前9時に行う。
