【高校受験2022】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評…標準~やや易化

 2022年3月8日(火)、2022年度(令和4年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2022】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評
  • 【高校受験2022】京都府公立高入試・中期選抜<理科>講評
 2022年3月8日(火)、2022年度(令和4年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、中期選抜が実施された。2022年3月3日に発表された全日制における志願者数の合計は、中期選抜募集人員6,424人に対し、志願者数6,414人で、倍率は1.00倍だった。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

京都府 中期選抜<理科>講評
(京進 提供)



大問1 運動器官のつくり,生物と細胞(生物)  〔やや易〕
大問2 ダニエル電池(化学)  〔標準〕
大問3 太陽系(地学)  〔標準〕
大問4 乾湿計(地学)  〔やや易〕
大問5 植物の分類(生物)  〔やや易〕
大問6 酸化銅の還元(化学)  〔やや難〕
大問7 凸レンズの像(物理)  〔標準〕
大問8 仕事と仕事率(物理)  〔標準〕

 各分野均等に出題されている。語句を答える問題では、字数や表記形式が指定される。用語は漢字でも書けるようにしておくこと。記号解答の問題では、2つの事項の完答形式が多く正確な知識がないと得点に結びつかない。化学分野で題材となったダニエル電池は教科書で新たに本格的に扱われるようになったものである。酸化銅の還元の問題ではやや煩雑な計算が必要となり、時間をとられた受験生が多かったと思われる。多くの大問で実験・観察とその結果が数値で与えられており、数値の意味を正確に理解する力が必要な問題であった。

京都府公立高入試・中期選抜 講評(提供:京進)


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 このレポートは2022年3月8日(火)に、速報として京進により作成されたもの。

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協力:京進
《編集部》

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