合格者100人超は3校…国家公務員採用総合職試験2022

 人事院は2022年6月20日、国家公務員採用総合職試験の合格者を発表した。もっとも多く合格者を出した大学は「東京大学」で217人。合格者を100人以上出した大学は東京大学と京都大学、北海道大学の3校だった。

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総合職試験(院卒者・大卒程度試験)出身大学別合格者数一覧 合格者が10名以上の大学(1/3)
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 人事院は2022年6月20日、国家公務員採用総合職試験の合格者を発表した。もっとも多く合格者を出した大学は「東京大学」で217人。合格者を100人以上出した大学は東京大学と京都大学、北海道大学の3校だった。

 国家公務員採用総合職試験は、政策の企画・立案や調査・研究に関する事務をその職務とする係員の採用試験。第1次試験を4月24日、第1次試験合格発表を5月6日に実施。第2次試験は筆記試験を5月22日、人物試験を5月24日~6月10日の間の第2次試験通知で指定する日時に実施した。

 2022年度の国家公務員採用総合職試験の合格者数は、院卒者試験が618人、大卒程度試験が1,255人、合計1,873人。倍率は院卒者試験が2.7倍(前年度2.5倍)、大卒程度試験が10.9倍(同10.5倍)、平均8.2倍(同7.8倍)。

 女性の合格者数は、院卒者試験が176人、大卒程度試験が397人、合計573人で、過去最多となった。女性の合格者割合は、全体の合格者数の30.6%(前年度30.6%)で、2年連続で3割を超えた。

 出身学校別合格者数は、国立大学1,248人(66.6%)、公立大学78人(4.2%)、私立大学531人(28.4%)、その他外国の大学等16人(0.9%)。合格者の出身学校数は、全体で159校。

 合格者をもっとも多く出したのは「東京大学」217人、ついで「京都大学」130人、「北海道大学」111人、「早稲田大学」84人、「東北大学」75人、「慶應義塾大学」71人、「立命館大学」63人。10人以上の合格者を出した大学は37校にのぼる。

◆2022年度 国家公務員採用総合職試験・出身大学別合格者数(上位10校)
1位「東京大学」217人
2位「京都大学」130人
3位「北海道大学」111人
4位「早稲田大学」84人
5位「東北大学」75人
6位「慶應義塾大学」71人
7位「立命館大学」63人
8位「岡山大学」61人
9位「中央大学」49人
10位「千葉大学」47人

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