【高校受験2023】三重県立高入試、全日制の募集定員240人減

 三重県教育委員会は2022年7月9日、2023年度(令和5年度)三重県立高等学校入学定員および三重県立高等学校入学者選抜に関する各高等学校別実施要項等を公表した。全日制課程の募集定員は1万640人で、前年度(2022年度)と比べて240人減少となる。

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 三重県教育委員会は2022年7月9日、2023年度(令和5年度)三重県立高等学校入学定員および三重県立高等学校入学者選抜に関する各高等学校別実施要項等を公表した。全日制課程の募集定員は1万640人で、前年度(2022年度)と比べて240人減少となる。

 2023年度三重県立高等学校募集定員総数は、全日制課程が前年度比240人減の1万640人、定時制・通信制課程は前年度から増減なく、定時制が770人、通信制が500人募集する。

 入学定員を増減する学校および学科・コースをみると、松坂(普通)と宇治山田商業(商業)の2校がそれぞれ1学級40人増。四日市西(普通)、朝明(普通)、四日市四郷(普通)、川越(普通)、神戸(普通)、稲生(体育)、上野(普通)の7校がそれぞれ1学級40人減らす他、白山(普通)は1学級30人減し、白山(情報コミュニケーション)で5人増。尾鷲は3学科・コースで15人減となり、合計で240人減となる。

 実施要項の概要によると、2023年度入学者選抜を実施するのは、全日制54校127学科・コース、定時制11校18学科、通信制2校2学科。そのうち、前期選抜については、全日制49校110学科・コースで実施。選抜資料として、前期選抜を実施するすべての高校で自己推薦書と調査書を用いる。検査は、面接または自己表現、作文または小論文、実技検査、学力検査(2教科以内の学力検査または総合問題)、その他の検査(グループ討議等)の中から、高校が指定する1つ以上の検査を行う。

 後期選抜については、全日制53校120学科・コースで実施。後期選抜の検査内容は、国語・数学・社会・英語・理科の5教科で、配点は各教科50点満点。傾斜配点を実施するのは3校3学科・コースで、四日市南(普通・数理科学)は数学2倍、飯野(英語コミュニケーション)と宇治山田商業(国際)は英語2倍とする。

 2023年度三重県立高等学校入学者選抜の日程(全日制)は、前期選抜が2023年1月23日から26日まで願書受付、面接等による検査を2月2日と3日、合格内定通知を2月14日に実施。後期選抜は、2月21日から27日まで願書を、3月2日から6日まで志願変更を受付。学力検査は3月9日、合格発表は3月17日。

 三重県教育委員会では、2023年度三重県立高等学校入学者選抜の各高校入学定員一覧や各高校別実施要項等を掲載している。

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《畑山望》

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