10/1時点、大学生の就職内定率93.8%と高水準…リクルート

 リクルートのより良い就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所は、大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施した。2022年10月1日時点の大学生の就職内定率は93.8%と、引き続き高い水準で推移していることがわかった。

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 リクルートのより良い就職・採用のあり方を追究するための研究機関・就職みらい研究所は、大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施した。2022年10月1日時点の大学生の就職内定率は93.8%と、引き続き高い水準で推移していることがわかった。

 調査は大学生・大学院生の就職活動の実態を把握することを目的とし、調査モニターに登録した学生を対象にインターネットで行われた。期間は2022年10月1日~10月3日で、有効回答は大学生1,133人、大学院生338人。大学生については、性別、専攻、所属大学の設置主体をもとに、実際の母集団の構成比に近づけるよう、文部科学省「学校基本調査」の数値を参照し、ウェイトバック集計を行った。

 2022年10月1日時点の大学生(大学院生を除く)の就職内定率は93.8%と、9月1日時点から3.0ポイント増加した。前年同月よりも1.4ポイント増の高い水準を維持している。

 進路確定率は87.1%と前年同水準。進路確定先の内訳をみると、9月や10月に「就職先が確定している(公務員)」等で進路を確定する学生の割合が増えていることがわかる。

 学生のコメントからは、内定式に参加した学生から「たまに違う道にしておけばよかったと思うことはあるが、内定式を終えるとここでとりあえず頑張ろうという気持ちになった」等、入社に向けて前向きな声が聞こえる。一方で、「内定先から1回だけ連絡があっただけで、それ以降連絡がないので心配している」「この進路で本当にいいのかと考えることが増えた」等、不安を感じているようすもうかがえる。


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