東京大学は2022年10月22日に「子ども睡眠健診運動」のキックオフシンポジウムをオンラインで開催する。参加費無料、要事前申込。
子供の睡眠実態を知り、健やかな睡眠を守り育むことを目的とする「子ども睡眠健診運動」の開始と連動し、東京大学大学院医学系研究科システムズ薬理学教室のERATO上田生体時間プロジェクトでは、小・中・高校生を対象に「子ども睡眠健診プロジェクト」を開始。キックオフシンポジウムはオンラインで行われ、参加には事前予約が必要。
思春期前後の子供にとって、睡眠は心身の健康の保持増進に重要な役割を果たす。子供の睡眠の重要性は広く認識されているが、現代社会の24時間化に伴い、子供たちの夜ふかし傾向や睡眠時間の短縮化が進んでいる実態がある。
「子ども睡眠健診プロジェクト」では、東京大学が開発した睡眠覚醒判定アルゴリズム（ACCEL）を活用し、多くの日本人（特に子供）の睡眠を客観的に測定。日本における睡眠の実態把握と今後の指針づくりに役立て、日本人（特に子供）の睡眠パターンを分析・分類し、健康な睡眠の理解や心身の不調の早期発見に資する研究活動へとつなげる。
キックオフシンポジウムでは、第一部に子供の睡眠についての講演会を実施。第二部では「子ども睡眠健診の実現に向けて」をテーマにパネルディスカッションを行う。子供たちの豊かな未来のために、睡眠の視点からできることを考える。
◆「子ども睡眠健診運動」キックオフシンポジウム
日時：2022年10月22日（土）13:30～16:30
会場：オンライン
対象：社会人・企業・大学生
締切： 2022年10月22日
申込方法：申込フォームにて
