大分県大分市の日本文理大学は、2023年4月に「保健医療学部 保健医療学科」を開設する。「診療放射線学」「臨床検査学」「臨床医工学」の3コースにより、高度な専門能力を身に付け、未来の医療を担う人材育成を目指す。定員は診療放射線学80名、臨床検査学50名、臨床医工学30名の計160名。
文理学園が文部科学省に設置申請を行っていた「日本文理大学 保健医療学部」は、2022 年10月27日付で開設の認可を受けた。これにより、2023年4月に「保健医療学部 保健医療学科」が開設となる。
同学部では、“社会・地域の豊かな未来の創造”を目標に、「診療放射線学」「臨床検査学」「臨床医工学」の3コースを設置。「診療放射線学コース」では、放射線分野における最先端の専門的知識と技術を修得。医学、物理学的現象を学び、放射線を有効に活用する知識と技術をもった診療放射線技師を養成する。
「臨床検査学コース」では、臨床検査分野における専門的知識と技術だけでなく、現場で求められる高度な分析力や思考力、患者さんに向き合う姿勢をもった臨床検査技師を、「臨床医工学コース」では、臨床医工学分野における専門的知識と技術を活用し、最新の医工治療、医療安全管理、医療マネジメント、医療機器評価等を行い、臨床工学技士を養成する。
日本文理大学では、チーム医療で活躍する“医療人”を育成するとともに、同キャンパス内で学ぶ工学部や経営経済学部との連携教育を図りながら、保健医療分野と地域・産業界を繋ぐ、人間力と職業能力、専門能力を兼ね備えた“医療産業人”を育成するとしている。
