【大学受験2023】私大医学部の学費…最高は女子医大の4,600万円超

 難易度が高く人気がある医学部入試。駿台がまとめた2023年度私立大学医学部医学科の学納金情報によると、全国の私立大学医学部医学科31校のうち、6年分の総額がもっとも高いのは東京女子医科大学4,621万4,000円、もっとも安いのは国際医療福祉大学1,850万円であった。

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  • 学納金の安い医学部10
  • 学納金の高い医学部10

 難易度が高く人気がある医学部入試。駿台がまとめた2023年度私立大学医学部医学科の学納金情報(2022年10月25日現在)によると、全国の私立大学医学部医学科31校のうち、6年分の総額がもっとも高いのは東京女子医科大学4,621万4,000円、もっとも安いのは国際医療福祉大学1,850万円であった。

 2023年度私立大学医学部医学科の学納金は、駿台が2022年10月25日現在の情報をまとめたもの。入学金や6年分の授業料等から算出している。大学によっては、諸会費や委託徴収金等が別途必要になる。

 偏差値の高さだけでなく、学費が高いことでも知られている私立大学医学部医学科。最近は、私立大学医学部で学費値下げの動きも相次いでいる。6年分の学納金の総額をみると、もっとも高いのは東京女子医科大学4,621万4,000円、もっとも安いのは国際医療福祉大学1,850万円と、2倍以上の開きがある。

私立大学医学部の学納金



6年分の学納金を安い順にみていくと、次のようになる。

学費の安い医学部医学科10


1 国際医療福祉大学 1,850万円
2 順天堂大学 2,080万円
3 関西医科大学 2,100万円
4 慶應義塾大学 2,168万円
5 日本医科大学 2,200万円
6 東京慈恵会医科大学 2,250万円
7 自治医科大学 2,260万円
8 東邦大学 2,580万円
9 昭和大学 2,700万円
10 大阪医科薬科大学 2,841万円 

逆に高い順にみていくと、以下のとおりとなる。

学費の高い医学部医学科10


1 東京女子医科大学 4,621万4,000円
2 川崎医科大学 4,550万円
3 金沢医科大学 3,950万円
4 帝京大学 3,937万2,000円
5 北里大学 3,890万円
6 福岡大学 3,760万円
7 埼玉医科大学 3,700万円
7 杏林大学 3,700万円
7 兵庫医科大学 3,700万円
10 獨協医科大学 3,660万円


 ただし、東京女子医科大学では合格者の成績上位5人を特待生として授業料280万円を継続的に4年生まで給付する等、奨学金等を利用して学費負担を抑える手段もある。学納金情報とあわせて、志望校選びの参考にしてほしい。

 なお、学納金等の詳細や最新情報については、必ず各大学発行の募集要項等で確認すること。


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《奥山直美》

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