【大学受験2023】私立・準大学医学部、初年度納入最高額1,130万円

 SAPIX YOZEMI GROUPの医学部入試情報サイト「医学部研究室」は2022年12月5日、2023年度私立・準大学選抜方法を更新。「学納金」一覧を掲載した。各大学の初年度納入額や6年間の合計額等をまとめている。

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2023年度 私立・準大学選抜方法(学納金)
  • 2023年度 私立・準大学選抜方法(学納金)
  • 学納金一覧(一部)

 SAPIX YOZEMI GROUPの医学部入試情報サイト「医学部研究室」は2022年12月5日、2023年度私立・準大学選抜方法を更新。「学納金」一覧を掲載した。各大学の初年度納入額や6年間の合計額等をまとめている。

 2023年度私立・準大学選抜方法「学納金」は、2023年度入学者の私立・準大学医学部医学科の学費を一覧にまとめたもの。「初年度納入額」は入学金、授業料、実習・設備教育充実費の各項目の金額と合計金額を掲載。その他、「入学手続時納入学」「6年間合計額」「その他(諸会費等)」と、入試成績優秀者に対する学費減免・特待制度に限定した「入試特待制度」の有無を掲載。1,000円未満は四捨五入して表記している。

 たとえば、慶應義塾大学は、初年度納入額が入学金20万円、授業料304万円、実習・設備教育充実費60万円で合計384万円。入学手続時納入学が202.2万円、6年間合計額が2,204万円、入試特待制度あり。慶應義塾大学のみ2022年度学費を掲載している。

 初年度納入額がもっとも高いのは、東京女子医科大学1,130万円。ついで金沢医科大学1,100万円、川崎医科大学1,050万円。もっとも低いのは順天堂大学と関西医科大学で290万円。産業医科大学は学生全員に修学資金(初年度約380万円、6年間で約1,919万円)が貸与され、貸与分を差し引いた実質負担額は211.8万円で最安となる。金額差はおもに実習・設備教育充実費の違いとなっており、順天堂大学が20万円なのに対し、東京女子医科大学や川崎医科大学では650万円と高額。

 6年間合計額がもっとも高いのは川崎医科大学4,550万円。もっとも低いのは国際医療福祉大学1,850万円。入試特待制度は、半数以上の18大学が設けている。

 一覧は大学名での絞り込み検索が可能。医学部研究室ではこの他、国公立、私立・準大学の2023年度総合型・学校推薦型選抜一覧や入学定員と募集人員、入試変更点等、医学部や医学部入試に関する情報を掲載。随時更新している。なお、各大学の詳細については必ず募集要項で確認するよう付記している。


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《畑山望》

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