【大学受験】6割以上が当日トラブル予測できず…対策は?

 ライオンは、大学受験シーズンに先駆け、大学受験経験者740名に「受験当日のトラブルに関する調査」を実施した。受験当日に経験した出来事の第1位は「体調不良」。その内訳は「下痢・腹痛(30.8%)」が最多となり、6割以上が「自分には予想できていなかった」と回答した。

教育・受験 高校生
大学受験当日に経験した出来事(失敗・トラブル)は?
  • 大学受験当日に経験した出来事(失敗・トラブル)は?
  • その出来事(下痢・腹痛)は、予想できていましたか?
  • 体調不良に影響したものは何だと思いますか?
  • どのような備えが必要だと思いますか?
  • 備えたほうが良いと思う薬は?

 ライオンは、大学受験シーズンに先駆け、大学受験経験者740名に「受験当日のトラブルに関する調査」を実施した。受験当日に経験した出来事の第1位は「体調不良」。その内訳は「下痢・腹痛(30.8%)」が最多となり、6割以上が「自分には予想できていなかった」と回答した。

 受験生は新型コロナウイルス対策以外にも、体調管理やその他トラブルへの不安や心配ごとを多く抱えていると思われる。そこで、ライオンは2022年10月8日~28日の期間、全国の19~25歳の大学受験経験者の男女740名を対象にインターネット調査を行った。

 「受験本番で実力を発揮できたか」という質問に対して、「十分に発揮できた」と回答した人はおよそ4人に1人(24.6%)という結果に。当日十分に実力を発揮できなかった受験生が、発揮できた受験生よりも多くいることが判明した。

 また、約3人に1人の割合で、大学受験当日に何らかのトラブルがあったと回答したことがわかった。「受験当日に経験した出来事は(複数回答)」という質問に対して、もっとも多かったのは「体調不良(49.0%)」だった。続いて「試験会場の室温が高すぎる/低すぎる(26.3%)」「試験会場での周囲の受験生の行動(18.6%)」と、体調不良以外でも当日にさまざまなトラブルが起きていることが判明した。

 当日遭遇したトラブルが「体調不良」と回答した人へ「体調不良に影響したものは何だと思うか(複数回答)」と質問したところ、5割以上が「プレッシャー(50.5%)」と回答。続いて「冷え(27.4%)」「天候・気温(25.3%)」「睡眠不足(22.1%)」という回答結果となった。これらの数値からも、「プレッシャー」は受験生に大きな影響を与えていることが読み取れる。

 さらに、「予想外のトラブルのために準備していたか」という質問に対して、「準備していた」と回答した人は42.6%。「どのような備えが必要だと思うか」という質問の回答は、カイロやひざかけ、カーディガン等の「防寒具(31.8%)」がもっとも多く、次に「入学試験要項(30.3%)」「会場までの地図(29.9%)」「薬の持ち歩き(25.8%)」となった。

 また、「受験当日に備えた方が良いと思う薬は」と質問をしたところ、「下痢止め薬」と回答した人は4割以上に。続いて「目薬(42.8%)」「胃薬(34.4%)」「解熱鎮痛薬(33.9%)」となった。

《いろは》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top