英語に強いJ PREPを運営するJ Instituteと数理に強いヴェリタスを運営する東京理学会社は2023年4月、高校範囲の英語と数学（理文共通）を1年間で完成する高校1年生のための集中コースを新設する。受講希望者はいずれかの塾で3月に実施するクラス分け試験を受験する必要がある。
J PREPは小中高生対象の英語塾、ヴェリタスは中高生対象の学習塾。今回、それぞれの塾の強みを生かし、J PREPは高校英語の中～上級の内容を1年で履修する「英語EA400」コースを、ヴェリタスは高校3年分の数学（理文共通範囲）を1年で完成する「数学HFA」コースを新設。両方の塾のハイレベルな授業とサービスが受けられる「いいとこどり」の最上位クラスとして4月よりスタートする。
授業は各塾の講師が互いの校舎に出向いて実施。J PREPの生徒はJ PREP渋谷校でヴェリタスの「数学HFA」コースを、ヴェリタスの生徒はヴェリタス本郷校でJ PREPの「英語EA400」コースを受講できる。
両方の講座に新規申込みする場合は、入会金はどちらか一方のみとなり、期間限定で入会金が半額になる特典も用意している。すでにどちらかの塾に登録している場合は、もう一方の講座の追加登録料が通常の半額となる。受講希望者は、いずれかの塾で3月に実施する2教科クラス分け試験の受験が必要。授業は4月からスタートする。
今回の新コースについて、J PREP代表・斉藤淳氏は、「日本語を母語にする高校1年生に対し、英語と日本語の音韻構造、文法構造の違いを明確に意識しつつ、4技能で十分な実力に到達し、英語で思考する段階まで導くカリキュラム」と解説。ヴェリタス代表・梅津英世氏は、「数学最上位クラスとして、いかなる大学の問題であろうとも、各教科満点をとることを目指すカリキュラムになっています」とコメントを寄せている。
