【高校受験2023】愛知県公立高校入試<国語>講評…文章量・難易度は昨年度と同レベル

 2023年2月22日(水)、2023年度(令和5年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2023】愛知県公立高校<講評・国語>
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 2023年2月22日(水)、2023年度(令和5年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。愛知県教育委員会が2023年2月14日(火)に発表した2023年度愛知県公立高等学校入学者選抜における一般選抜実施校は156校1校舎、志願者総数は5万9,129人で平均志願倍率は1.85倍。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<国語>講評(京進 提供)

大問一 論説文『低空飛行-この国のかたちへ』原研哉 〔標準〕
大問二 漢字語句 〔標準〕
大問三 小説『博士の長靴』瀧羽麻子 〔標準〕
大問四 古文『蒙求』 〔標準〕

 大問一・三が現代文、大問二が漢字語句、大問四が古文という構成は変更がなく、マークシート形式に変わったものの、出題内容に大きな変化は見られなかった。文章量や難易度も昨年度と同レベルで、現代文の会話文形式の出題、注釈のついた古文の出題も例年通りであった。大問一では、昨年度と同様に、本文とは別の参考文が用意されていた。本文と参考文、選択肢を見比べる必要があるため、主張をつかむ練習をしておこう。大問三では、心情理解の問いは取り組みやすかったが、(五)登場人物についての選択問題、(六)文章の特徴についての選択問題は丁寧な読み取りや比較が必要になる。時間配分も練習しておきたい。古文は今年度も漢文の書き下し文から出題された。主語判定や打ち消し表現など、基礎事項をおさえておこう。


 このレポートは2023年2月22日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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