【高校受験2023】北海道公立高入試<英語>講評…リスニングで新傾向の出題も

 2023年3月2日(木)、令和5年度(2023年度)北海道公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムは、練成会の協力を得て、学力検査「英語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2023】北海道公立高校<講評・英語>
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 2023年3月2日(木)、令和5年度(2023年度)北海道公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。

 リセマムは、練成会の協力を得て、学力検査「英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<英語>講評(練成会 提供)

 大問1は例年通りリスニング問題でした。昨年同様35点で英文を読む回数も昨年同様、問1・問2で1回、問3・4は2回読まれました。問4は放送の内容をもとに自由に答える新傾向の問題でした。

 大問2は昨年同様、英語の基本的な知識を理解しているか、そしてそれらの知識を実際のコミュニケーションにおいて活用できるかを問う問題が出題されました。問3は絵の内容をふまえて答える問題でした。基本的な英語力に加えて、情報を処理する能力が試される問題でした。

 大問3は昨年同様<A><B><C>に分かれた読解問題でした。<A>では、資料を読み取り解く問題です。<B>では例年通り、英語の質問に英語で答える問題が出題しています。本文の内容から適する箇所を探し出せるかどうかがポイントでした。<C>は昨年に比べてやや難しかったように思えます。問4では、本文に合うものを「すべて選ぶ」という問題の指示でした。完全正解だったため、正答率が低かったと予想されます。

 大問4は英作文の問題でした。配点も昨年同様に12点でした。高校生のスマートフォン所持率のグラフを読み取り、感想を条件に従って書く問題でした。自分の意見をミスなく書けるようにするため、普段から教科書の英文をしっかり書けるように練習をしましょう。

 全体的に基本知識を中心に英語を「聞くこと」、「読むこと」、「書くこと」に関する3つの技能がバランスよく出題されました。日頃から教科書にあるQRコードを読み取ってリスニングの練習をしましょう。また、情報を整理しながら自分の考えを形成し、自由に表現する練習をしましょう。


 このレポートは2023年3月2日(木)に速報として練成会により作成されたもの。

協力:練成会

《編集部》

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