英検、4・5級不合格者の再受験を無償に

 日本英語検定協会は、実用英語技能検定(英検)4級・5級を国内の準会場で受験し不合格となった受験者を対象に、不合格の場合は無償で再受験できるチャレンジキャンペーンを実施する。

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 日本英語検定協会は、実用英語技能検定(英検)4級・5級を国内の準会場で受験し不合格となった受験者を対象に、不合格の場合は無償で再受験できるチャレンジキャンペーンを実施する。

 英検は、初期学習者向けの5級をはじめ、学習段階に応じた7つの級がある。年齢を問わず、誰でも申込み可能なため、学習を始めたばかりの児童・生徒にも受験されている。一方で、「不合格が嫌で受験しない」「不合格になると落ち込む」等の理由から、英検受験を躊躇する児童・生徒がいるという。

 英検では、合否結果に加え全級共通のユニバーサル尺度「英検CSEスコア」が示され、不合格の場合でも合格基準にどれだけ足りなかったのかがわかり、技能別の得意・得意分野も把握できることから、合格に向けた学習計画を立てることができる。

 また、英検協会はこれまでの調査で、英語能力を継続的に向上させるためには、英検の目標級を設定し、モチベーションを高く保ちながら学習することが重要であることがわかっている。失敗を恐れずにチャレンジすることで、あとどれだけ学習すれば次の級に進めるかが明確になるため、不安を抱えている児童・生徒にも積極的に挑戦してほしいという。

 そこで、英検を目標に据えて受験への心理的障壁を下げ、不合格でも次回また受験できるという精神的かつ経済的支援ができるよう英検4級・5級チャレンジキャンペーンを企画。

 対象者は、英検を通常受験して不合格となった受験者。なお、欠席による不合格は除く。条件として、受験級は英検4級または5級。検定回は、2023年度第1回、第2回、第3回。会場は、日本国内の準会場で受験した人。

 2023年度第1回通常受験不合格者は、2023年度第2回に無償再受験が可能。第2回不合格者は第3回に、第3回不合格者は2024年度第1回に無償再受験が可能となる。ただし、同一級、同一準会場での再受験に限るとされている。

 申込方法は、通常受験は準会場での通常通りの申込みとなる。無償再受験は準会場での申込時に「無償再受験」であることを申し出る。申込方法の詳細は、確定次第案内する。

◆英検4級・5級チャレンジキャンペーン
対象:英検を通常受験して不合格となった受験者 ※欠席による不合格は除く
【受験級】英検4級または5級
【検定回】2023年度第1回、第2回、第3回
【会場】日本国内の準会場で受験した人
無償再受験が可能となる試験:
2023年度第1回通常受験不合格者→2023年度第2回無償再受験可能
2023年度第2回通常受験不合格者→2023年度第3回無償再受験可能
2023年度第3回通常受験不合格者→2024年度第1回無償再受験可能
※ただし、同一の級、同一の準会場での再受験に限る
申込方法:
【通常受験】準会場での通常通りの申込み ※特別なキャンペーン登録等は不要
【無償再受験】準会場での申込時に「無償再受験」であることを申し出る
※申込方法の詳細は、確定次第案内する

《いろは》

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