短時間・近距離でも危険が潜む「1人登下校」…インフルエンサーと考える見守りサービスの条件

 2児を育てるワーキングママであり、インスタグラムフォロワー数9万人を誇るインフルエンサーのうなぎママさんにアミューリンクを試してもらい、率直な感想を聞いた。

生活・健康 小学生
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小さいのでランドセルに入れてもかさばらない
  • 小さいのでランドセルに入れてもかさばらない
  • うなぎママさんの実際のボイスチャットのようす。
  • 子供の手のひらサイズ。カラフルな専用のシリコンケースをつけて
  • 子供にも簡単に操作できるが「2回押す間隔などは子供だけだとわかりにくかったみたい。事前に親子で練習してみるといいかも」(うなぎママさん)
  • 移動ルートのみならず、移動手段も同時に確認できる
  • みまもり端末を最大5台まで登録して同時に見守ることができる

 登下校時の子供をねらった事件が後を絶たない。近年でも何件もの痛ましい事件が記憶に新しいが、警察庁によると、13歳未満の子供の被害は、平日の登下校時、特に15~18時の下校時間帯に集中しているという。さらに近年の犯罪情勢をみると、道路上における身体犯の認知件数は、2014~2018年(平成26~30年)の5年間で減少しているが、このうち13歳未満の子供が被害者となった件数はほぼ横ばいで推移しており、子供をねらった犯罪のリスクは減ってはいないのが現状だ。 
※参考:警察庁「トピックスI 登下校時における子供の安全を守るための警察の取組

 こうした実態を踏まえ、登下校時の子供の安全確保を図るため、総務省が2018年6月に「登下校防犯プラン」として総合的な防犯対策を取りまとめた。同プランでは、「従来の登下校時の子供の安全は地域で担ってきたものの、既存の防犯ボランティアの高齢化に加え、共働き家庭の増加に伴い下校・帰宅の在り方が多様化し、従来の見守り活動に限界が生じて『地域の目』が減少。その結果、学校から距離のある自宅周辺で子供が1人で歩く『1人区間』等において『見守りの空白地帯』が生じている」と現状を説明し、そうした「見守りの空白地帯」で子供が危険にさらされているとしている。

子供の自由な挑戦と安全最優先を両立する見守りサービス

 子供ひとりひとりが毎日の学校や習い事、友達との遊びなどの生活を、安全に楽しく送ってほしいと願うのは保護者の常だろう。最優先で安全を確保しながら、子供の自由な挑戦や行動、自立心の芽生えを応援したい。でもキッズ携帯やスマホは学校に持ち込めないし、持たせるにはまだ早い…。そんなジレンマを抱えている保護者も多いのではないだろうか。そうした保護者の願いを一挙に叶えてくれるのが、ソニーが開発した会話のできる見守りGPSサービス「amuelink(以下、アミューリンク)」だ。

 「アミューリンク」は、超小型のGPSを内蔵した手のひらサイズのシンプルなコミュニケーション通信端末。連携したスマホで位置情報を確認したり、ボイスメッセージをお互いに送り合ったりすることもできる。さらに、ソニーが有するAI・クラウド・センシング・通信技術を生かして、端末を持つ子供の移動手段や行動履歴、周辺気温も把握できる、小さなお守りのような端末となっている。

 アミューリンクは、子供の安全にどんな効果があるのだろうか。2児を育てるワーキングマザーであり、インスタグラムフォロワー数9万人を誇る「うなぎママ」さんにアミューリンクを試してもらい、昨今の小学生の登下校事情とあわせて、率直な使用感を聞いた。

子供の手のひらサイズ。カラフルな専用のシリコンケースをつけて 画像提供:うなぎママさん

見守りGPSは低学年の子供に最適

--うなぎママさんは小学校1年生の息子さんと、年少の娘さんのお母さまでいらしゃいますね。今回は小1の息子さんと一緒にアミューリンクを試していただきました。まずは小学校低学年の保護者として、お子さまの登下校時に感じる不安についてお聞かせください。

 わが家が住む地域には登校班があり、子供たちだけで登校しています。子供たちだけで行動するのは、息子にとって初めての経験ですし、いくら複数人で集まっての登校だとしても、やはり心配になります。

 私が仕事をしていることもあり、放課後は学童に通っているので帰りはお迎えに行きますが、たまに土曜授業などで学童がない日には、学校から直接帰ってくることもあります。近所の子供たちと一緒に途中まで集団で帰ってきて、その後は1人で家まで歩いてきます。今まで1人で外を出歩いたことはなかったので、本人も不安そうにしていましたし、私もとても心配でした。1人で歩く区間は100~200mと大した距離ではないものの、学校をちゃんと出たのか、どの道を歩いているのかなど、把握する術がないので、心配で何回も外を見に行きました。

見守りGPSサービス「アミューリンク」って?

--子供のことですから、道を間違えたり、出発が遅くなったりしますものね。アミューリンクのような「見守りGPSサービス」の有用性について、どう感じられますか。

 もしものときに子供と連絡が取れるツールを持たせようにも、一般的にキッズ携帯は持ち込み禁止という学校が多いようなんです。携帯持ち込みNGの場合は、子供の登下校に持たせられるのは見守りGPS一択と考えています。

 GPSは小さくて、ランドセルの中でもかさばりません。作りもシンプルで、スマホや携帯のように、他の人に勝手に使われてしまうかもしれないという懸念もないので、小学校低学年のうちはかえってGPSの方が良いと思っています。

小さいのでランドセルに入れてもかさばらない 画像提供:うなぎママさん

困ったときに声で伝える「ボイスチャット機能」

--アミューリンクを実際に使ってみていかがでしたか。

 子供が今どこにいるのか、手元のスマホですぐ分かるのがとても便利で、まずそれだけで安心できました。専用アプリを開いていなくても、ポップアップで子供の端末での操作などをお知らせしてくれるのが、ありがたかったですね。仕事や家事で常にアプリを見ているわけにもいかないので、ポップアップ通知は非常に助かります。

 息子はまだ小1なので1人で遊びに行くことはないのですが、2・3年生になると近所の公園に友達と遊びに行ったり、1人で習い事に行ったり、1人で学童から帰ったりする場面もあると思うので、そうしたときに「アミューリンク」はますます活躍するだろうなとイメージしています。

 位置が分かるだけでも便利ですが、「アミューリンク」は何よりボイスチャット機能があるので、子供が困ったときに自ら親に知らせる手段があるのがとても安心です。

 他のGPSも使ったことがありますが、ボイスチャット機能はアミューリンクのいちばんの特徴だなと感じました。子供がSOSを発したいときに、タイムリーに、自分の声で知らせる機能があるのは親としても安心です。テキストのやり取りだと誰が入力したかもわからず「なりすまし」の可能性もありますが、子供の声ならわが子だとすぐにわかりますし、声の雰囲気から緊急性の有無も伝わってきます。

実際のボイスチャットのようす 画像提供:うなぎママさん

軽くて小さく、電池も長もち

--「アミューリンク」は、子供の居場所だけでなく、使っている移動手段や周辺温度もわかるんですよ。端末からのセンサー情報をAIで分析して、何に乗っているのか判別します。電車やバスに乗ると移動経路もわかります。

 そうなんですね! その機能があれば、学年が上がって、たとえば1人で電車に乗って習い事に行くときも安心。もし間違った路線に乗ったり、反対方向に乗っていたりしても、親が気づいて知らせてあげることもできますね。

移動ルートのみならず、移動手段も同時に確認できる

 周辺温度が確認できるのも珍しい機能です。小学生男子の母としては、真夏に炎天下の公園で遊んで熱中症にならないかな、寒いのに薄着で遊んでいないかななど、気がかりがたくさんあります。離れた場所にいても子供の今いる場所の気温がわかりますし、「水分とってね」とボイスメッセージで伝えられるのでこの機能は嬉しいですね。

--その他、事前に「スポット」を地図上で設定しておくと、スポットに「入った」または「出た」際にスマートフォンにメッセージが通知される仕組みも用意されています。

 高学年になってからも便利な機能ですね。今はまだ習い事の送り迎えを親がしていますけれど、1人で通うようになったときに、メッセージ通知があるとそれだけでも安心できます。複数の習い事をするようになっても、それぞれの地点を登録するだけという設定の簡単さも良いですね。

--アミューリンクの使い勝手についてはいかがでしたか。

 小さくて軽いので、ランドセルのポケット内でもかさばりません。バッテリーも1度の充電で1週間ぐらいは余裕でもつほどだったので頻繁に充電しなくて良いし、充電時間が短いのもありがたいですよね。朝起きて充電切れに気づいても、登校時間までには充電が完了できている早さでした。充電のアダプタもUSB typeCなので汎用性が高く、非常に便利でした。

 操作性については、アプリも説明なしで感覚的にすぐ操作ができてわかりやすかったです。ただ、子供にとっては練習が必要かなと感じました。たとえばダブルクリックのような2回押す操作は、まだ小1のわが子にとっては難しく、手間取っていたようです。加えて、何かあったときにすぐに取り出して録音をして親に連絡をする、という意識づけも活用の秘訣かなと。慣らしの期間を各ご家庭で設けると良いですね。使い始めてからも定期的に親子で一緒に使ってみて、何かあったときには自分で取り出してSOSを求める練習をすると良いかもしれないですね。

子供にも簡単に操作できるが「2回押す間隔などは子供だけだとわかりにくかったみたい。事前に親子で練習してみるといいかも」(うなぎママさん) 画像提供:うなぎママさん

親子で安全意識を高める

--最後に、入学を迎えるご家庭へのメッセージをいただければと思います。

 インスタグラムのフォロワーさんに小学校の先生が多いんですけど、入学前には、親子で一緒に通学路を歩いてみると良いとよく聞きます。ランドセルや大きな荷物をもって、雨の日には傘をさして歩く練習をしてみると、荷物の重さやどれだけ動きに制限があるのかを実感できますよね。また、1人で帰るお子さんは学校から帰るルートと、その周辺の道も含めて練習しておくと良いそうです。私と息子も、学校までの道を入学前に一緒に歩いて、「この道ちょっと車が多くて危ないね」など、注意点を確認しながら学校までの行き帰りの練習をしました。

 子供をねらう事件が後を絶たないので、登下校の危険や注意点についても、折に触れて小さいうちから親が伝えていき、家でも学校でも意識づけをしていくことがとても大事だと思います。

みまもり端末を最大5台まで登録して同時に見守ることができる

--ありがとうございました。

 入学前から、子供の安全や防犯対策に気を付けていたうなぎママさんだが、今回試したアミューリンクは、うなぎママさん親子の取り組みを強力にサポートし、「どこで何をやっているかすぐにわかる」「何かあったときにやり取りができる」「SOSを受け取れる」という新たな安心にもつながり、さらにお子さまの安全への意識づけにも大いに役立ったようだ。

入学・進学を控え、新生活の安心をもたらすお守りに

 今一度アミューリンクの特徴をおさらいしてみよう。

位置情報・行動履歴・移動手段・周辺温度がわかる

 GPSと携帯電話基地局の情報を使って、専用のアプリから子供の居場所を確認でき、家族の端末最大5台で見守ることができる。さらに子供の移動履歴がわかるとともに、端末からのセンサー情報をAIで分析して、何に乗っているのか移動手段を判別。温度センサーにより子供の周辺温度を確認することもできる。

ボイスメッセージでやりとりができる

 端末とアプリでお互いにボイスメッセージを送ることができる。いくらメッセージを送っても追加料金は発生せず、また、やり取りできる範囲は連携した端末同士のみなので、親の目の届く範囲で使えて安心だ。

1週間充電不要な電池もち*

 約1週間充電不要という点。CPU制御技術による「スリープモード」で、平日ずっとランドセルに入れっぱなしでも電池切れを起こす心配がないのがうれしい。 * 使用環境により異なる

小型・軽量・丈夫なデバイス

 小型で軽量設計、およそ単三電池1本分の重さなので持ち運びも疲れない。遊び盛りの子供が使っても大丈夫な防水・防塵設計となっている。

設定エリアの出発・到着をお知らせ

 あらかじめ登録しておいた最大10か所のスポットに到着・出発したときに自動で通知が来る機能だ。学校・自宅のほかにも、祖父母の家や習い事などよく行く場所を設定しておくと便利だ。

 なお、アミューリンクの料金は、月額利用プランが端末5,980円(税込み、以下同)、月額利用料748円となっている。NURO光ユーザーであれば会員特典として端末代金3,960円、月額利用料599円だ。安心・安全に配慮しつつ、子供の自由を最大限に確保するためのツールとして、導入しやすい価格帯となっているといえよう。

 入学・進学を控え、新生活の準備に慌ただしい日々。新生活の安心・安全を守る親子のお守りとして、アミューリンクを加えてみてはいかがだろうか。

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《羽田美里》

羽田美里

執筆歴約20年。様々な媒体で旅行や住宅、金融など幅広く執筆してきましたが、現在は農業をメインに、時々教育について書いています。農も教育も国の基であり、携わる人々に心からの敬意と感謝を抱きつつ、人々の思いが伝わる記事を届けたいと思っています。趣味は保・小・中・高と15年目のPTAと、哲学対話。

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