国際数学オリンピック、日本代表の高校生6名が決定

 数学オリンピック財団は2023年4月3日、第64回国際数学オリンピックの日本代表選手を決定した。予選・本選・代表選考合宿の成績をもとに、筑波大学附属駒場高校や灘高校等6校から6名を選出。4月8日にオンライン開催されるキックオフイベントで全員が顔見せするという。

教育・受験 高校生
第64回国際数学オリンピック
  • 第64回国際数学オリンピック
  • 第64回国際数学オリンピック日本代表選手が決定
  • キックオフシンポジウム

 数学オリンピック財団は2023年4月3日、第64回国際数学オリンピックの日本代表選手を決定した。予選・本選・代表選考合宿の成績をもとに、筑波大学附属駒場高校や灘高校等6校から6名を選出。4月8日にオンライン開催されるキックオフイベントで全員が顔見せするという。

 国際数学オリンピックは、高校生以下を対象に数学の問題を解く力を競うコンテスト。1959年の第1回ルーマニア大会以来、毎年開催。今では110か国以上から1,000人を超える選手・役員が集結する国際的なイベントとなっている。

 第64回国際数学オリンピック(IMO2023)は、2023年7月2日~13日まで幕張メッセで開催。日本開催は、2003年の第44回大会以来、20年ぶりとなる。

 日本代表選手6名は、同財団が実施する「日本数学オリンピック (JMO) 」において、1月の予選、2月の本選、3月の代表選考合宿の成績をもとに選出。予選参加者約5,000人の中から、筑波大学附属駒場高等学校3年の古屋 楽さん、海城高等学校3年の林 康生さん、長野県松本深志高等学校1年の狩野 慧志さん、東京都立武蔵高等学校3年の北村 隆之介さん、灘高等学校3年の小出 慶介さん、帝塚山学院泉ヶ丘高等学校1年の若杉 直音さんの6名が選ばれた(2023年4月現在の学年で表記)。

 4月8日にオンライン開催されるキックオフシンポジウムでは、代表選手6名が顔見せをし、これまでのメダリストたちが体験を語り合う場が設けられる。キックオフシンポジウムはZoomウェビナーで配信。先着1,000名まで視聴できる。

◆日本代表選手(学年は2023年4月現在、アルファベット順)
古屋 楽さん(筑波大学附属駒場高等学校3年・神奈川県)
林 康生さん(海城高等学校3年・埼玉県)
狩野 慧志さん(長野県松本深志高等学校1年・長野県)
北村 隆之介さん(東京都立武蔵高等学校3年・東京都)
小出 慶介さん(灘高等学校3年・兵庫県)
若杉 直音さん(帝塚山学院泉ヶ丘高等学校1年・大阪府)

◆キックオフシンポジウム
日時:2023年4月8日(土)15:00~16:30(入室14:45~)
配信:オンライン(Zoomウェビナー)
※先着1,000名まで視聴可能

◆第64回IMO2023 日本大会
期間:2023年7月3日~7月13日
会場:幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)
<スケジュール>
2023年7月3日(月) 団長団到着
2023年7月6日(木) 選手団到着
2023年7月7日(金) 開会式
2023年7月8日(土) コンテスト(1日目)
2023年7月9日(日) コンテスト(2日目)
2023年7月10日(月)~11日(火)国際交流・観光
2023年7月12日(水) 閉会式
2023年7月13日(木) 各国代表団出発

《川端珠紀》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top