子供の志望校を把握している親71.3%…中学生の進路調査

 明光ネットワークジャパンは2023年4月4日、中学生の子供をもつ保護者1,000名を対象に実施した「中学生の進路・進学に関する意識・実態調査」の結果を公表した。71.3%の中学生保護者が子供の志望校を把握していることが明らかとなった。

教育・受験 中学生
お子さまの希望する進路・進学について親子で話をしていますか?
  • お子さまの希望する進路・進学について親子で話をしていますか?
  • Q1.あなたはお子さまの志望校を把握していますか?
  • Q2.あなたはお子さまの将来の夢を把握していますか?
  • Q3.お子さまの進路選択に影響を与えると思うものを教えてください。
  • Q4.お子さまの志望校を選ぶ基準を教えてください。
  • Q5.お子さまが希望している進路に対して、意見をしたことはありますか?
  • Q6.お子さまが希望する進路・進学とあなたがお子さまに希望する進路・進学にギャップを感じますか?
  • Q7. あなたが感じているギャップに当てはまるものを教えてください。

 明光ネットワークジャパンは2023年4月4日、中学生の子供をもつ保護者1,000名を対象に実施した「中学生の進路・進学に関する意識・実態調査」の結果を公表した。71.3%の中学生保護者が子供の志望校を把握していることが明らかとなった。

 明光ネットワークジャパンは3月20日から27日の期間、中学生の保護者1,000名を対象に「中学生の進路・進学に関する意識・実態調査」を実施した。

 子供の進路・進学について、親子で話をしているかという質問では、「話しあっている」48.8%、「どちらかというと話しあっている」37.5%と回答。86.3%もの親子が進路や進学について話しあっているということが明らかとなった。

 中学生保護者が子供の志望校を把握しているかという質問では、「把握している」37.7%、「どちらかというと把握している」33.6%と回答。71.3%の保護者が子供の志望校を把握していることがわかった。また、子供の将来の夢については「把握している」24.3%、「どちらかというと把握している」40.0%と回答した。64.3%の保護者が子供の将来の夢を把握していることが明らかとなった。

 一方、子供の進路選択に影響を与えると思うものについての回答は、「友人関係(57.7%)」が最多となった。ついで、「通っている学校(51.7%)」、「家庭(44.7%)」と続き、親子で進路や進学について話をしていても、保護者以外の身近な存在から進路や進学について影響を受けやすいことがうかがえる結果となった。

 志望校選択の基準では、子供の最多回答は「偏差値(45.2%)」、ついで「校風、雰囲気(44.7%)」「アクセス(34.5%)」となった。一方、親の最多回答は「偏差値(52.5%)」、ついで「アクセス(45.3%)」「校風、雰囲気(43.6%)」と続いた。志望校を選ぶ基準については、親子共に「偏差値」が最多の回答となった。

 子供の進路について意見をしたことはあるかという中学生保護者に対しての質問では、7割以上が経験ありと回答。保護者が子供の希望する進路・進学にギャップを感じるかという質問では26.7%(267名)がギャップを感じると回答した。また、その267名にどのようなギャップを感じているかを質問したところ、最多は「偏差値(49.1%)」、ついで「将来の進路(44.6%)」「進学率(30.7%)」であることが明らかとなった。このことから、志望校の選択基準は親子共に「偏差値」が最多ではあるが、保護者と子供の「偏差値」の基準に違いがあることがうかがえる。

《いろは》

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