保育園留学、新潟県佐渡島でもスタート…全国15拠点目

 キッチハイクは、新潟県佐渡市と連携し、地域と子育て家族をつないで未来をつくる留学プログラム「保育園留学」を「沢根保育園」でスタートした。1~2週間子供が保育園に通いながら家族で滞在できる暮らしを提案する。全国15拠点目。2023年6月からの枠を募集開始する。

生活・健康 未就学児
新潟県佐渡市で保育園留学スタート
  • 新潟県佐渡市で保育園留学スタート
  • 沢根保育園のカリキュラム

 キッチハイクは、新潟県佐渡市と連携し、地域と子育て家族をつないで未来をつくる留学プログラム「保育園留学」を「沢根保育園」でスタートした。1~2週間子供が保育園に通いながら家族で滞在できる充実した暮らしを提案する。新潟県佐渡市での「保育園留学」は全国15拠点目。2023年6月からの枠を募集開始する。

 キッチハイクは、「地域の価値を拡充し、地球の未来へつなぐ」をミッションに掲げ、地域と子育て家族をつなぎ、約2週間家族で地域に滞在できる暮らし体験「保育園留学」を全国に展開している。子供には心身ともにのびのび育つ環境、家族には働きながら、子育てをしながらも多様な選択肢、地域には家族ぐるみの超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献をもたらす。2021年より北海道厚沢部町から開始し、都市部の子育て家族を中心に注目を集め、2022年度は全国2,500組待ちとなった。「保育園留学」は、キッチハイクの商標で、特許取得済。

 今回は、豊かな自然と多様な文化が息づく日本最大の離島である佐渡市で開始する。地域では年間約1,000名もの人口減少や少子高齢化が進む日本の課題先進地となっており、佐渡市は課題解決先進地域を目指して人口減少対策・受入促進と定着支援・子育てに優しい島づくりを推進している。今回の保育園留学は、子育て家族と佐渡島にとって新たな関係を育み、未来をつくる取組みだという。

 「沢根保育園」は、子供ひとりひとりに目が行き届く、小規模ならではの保育を行っている。子供がやってみたいと思うことを軸に、それを見守りながら大事に育て、その子の個性を伸ばすようにサポートしていき、毎日子供たちが自由な時間割で、物作りや遊びを通して表現する喜びや楽しみを体感しているとしている。

 留学中は、園から車で5分のところにある「ル・ブルー佐渡 SAWANE」で過ごすこととなる。古民家を改築した一棟貸しの宿で、誰にも邪魔されることなくプライベートな空間で過ごすことができる。四方を海に囲まれた佐渡島では多彩なアクティビティを楽しめ、シーカヤックやSUP、釣り、モーターボートなどのマリンスポーツ、たらい舟や海中透視船等の観光、キャンプや天然記念物のトキを間近で見られるエリアへサイクリング等、充実しているという。

◆佐渡市の保育園留学
申込期間:2023年4月26日(水)~
留学期間:2023年6月25日(日)~
※順次予約可能枠を追加予定
対象年齢:0歳児~5歳児
料金:申込人数・留学期間により異なる
※詳細はWebサイト・予約サイトを確認

《千葉 智加》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top