東京都板橋区立熱帯環境植物館では2023年5月7日まで、テレビドラマ主人公のモデルにもなっている植物学者・牧野富太郎氏にまつわる企画展示などを行う「春らんらん展」を開催中。GW期間中は小中学生入館無料。
板橋区立熱帯環境植物館は、東南アジアの熱帯雨林を立体的に再現した温室やミニ水族館をもつ施設。潮間帯植生、熱帯低地林、集落景観の3つの植生ゾーンに分かれた温室を中心に、熱帯の高山帯の雲霧林を再現した冷室や、地階にはミニ水族館が設けられ、海から山へと続く、一連の熱帯環境を楽しみながら学べる博物館型植物館となっている。隣接している高島平温水プールや高島平ふれあい館とともに、板橋清掃工場の余熱を利用した省エネルギー型の施設として1994年9月に開館した。
企画展示「春らんらん展」は、植物学者・牧野富太郎氏を通して植物の魅力に触れられる内容。日本植物園協会との連携企画として、高知県立牧野植物園などが有する貴重な資料を元にした展示や、牧野富太郎氏の肖像写真、精密な植物図の複製画などを見ることができる。
この他、色と香りに注目し植物の面白さを紹介するコーナーや、暑い時期に最適な緑のカーテンになる植物なども展示。子供が実際に体験できるように、虫眼鏡を使って葉や花を観察したり、植物図を描いたりできる参加型の企画も用意されている。
入館料は大人260円、小・中学生130円、65才以上の人が130円。いずれも税込み。未就学児は無料。ただしGW期間中、小中学生の入館は無料となる。
◆「春らんらん展」開催概要
会場：板橋区立 熱帯環境植物館（東京都板橋区高島平8-29-2）
日程：2023年4月25日（火）～5月7日（日） ※5月1日（月）は休館
開館時間：10:00～18:00（入館は17:30まで）
入館料： 大人 260円、小・中学生 130円、65才以上 130円（いずれも税込）
※未就学児無料
※GWの4月29日（土）～30日（日）、5月3日（水）～7日（日）は小中学生入館無料
