安心・安全なスポーツを…ユニセフが子供向けサイト「こどスポ」公開

 日本ユニセフ協会は、5月5日の「こどもの日」を前に2023年5月2日、すべての子供が安心・安全にスポーツができる環境作りに必要なことを、子供たち自身に知ってもらうため、ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」の子供向けサイト「ユニセフ こどスポ」を公開した。

生活・健康 小学生
子供向けサイト「ユニセフ こどスポ」 (c) 日本ユニセフ協会_2023
  • 子供向けサイト「ユニセフ こどスポ」 (c) 日本ユニセフ協会_2023
  • 日本ユニセフ協会

 日本ユニセフ協会は、5月5日の「こどもの日」を前に2023年5月2日、すべての子供が安心・安全にスポーツができる環境作りに必要なことを、子供たち自身に知ってもらうため、ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」の子供向けサイト「ユニセフ こどスポ」を公開した。

 日本ユニセフ協会とユニセフ(国連児童基金)は2018年、子供のスポーツに関わるすべての関係者のための行動指針、ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」を発表。多くのスポーツ団体やチーム、選手会、スポンサーとしての企業に賛同してもらいながら、子供の健全な成長を支えるスポーツ環境作りのための取組みを呼びかけてきた。今回、公開した子供向けサイトは、イラスト等を交えて、子供たち自身にこそ知ってほしいスポーツにおける「子どもの権利」を伝えている。

 サイトの内容は、子供版「子どもの権利とスポーツの原則」(10の原則)、実際に起こりそうな問題を例示し、自分ならどうするか考えてみるページ「いっしょに考えてみよう」、「原則」を守るための取組み事例を紹介する「こんな取り組みがあるよ」。その他、「原則」がどのくらい大切にされているかチェックしてみるページ「チェックシート」、相談窓口の紹介「困ったときは相談しよう」等となっている。

 元小学校長で日本ユニセフ協会学校事業部の金子雅彦部長は、「サイトは、スポーツをするなかで“子どもの権利を大切にする”とはどういうことか?子供たちはもちろん、子供のスポーツに関わる大人の皆さんにもわかりやすく解説しています。部活動の地域移行が進む中、指導者研修に苦慮されている自治体でもご活用いただけるのではないかと思います」とコメントしている。

 子供向けサイト「ユニセフ こどスポ」は、日本ユニセフ協会のWebサイトから見ることができる。

《田中志実》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top