コールドクターは、2023年5月30日、子供のマスクの着用状況に関する調査の結果を発表した。マスクを外す時間が増え「表情が明るくなった」「笑顔が増えた」という回答がある一方、約1割の子供はマスク着用が習慣化し「つけたい」と思っていることが明らかになった。
「子どものマスクの着用状況に関する調査」は、2023年4月21日から22日、全国の小学生以下の子供をもつ20～59歳の保護者を対象に、Webアンケートで実施した。サンプル数は500人。
子供がマスクを外す時間が増えて変わったことを尋ねると、半数以上が「変わったことはない（57.9％）」と回答した。一方で、「表情が明るくなった（24.6％）」「笑顔が増えた（16.3％）」という回答も集まっている。
子供のマスク着用についての思いを聞くと、「必要に応じてつけていてほしい（66.0％）」と回答した人が多かった。一方、「できればつけてほしくない（23.8％）」「絶対につけてほしくない（5.6％）」をあわせると4人に1人は「つけてほしくない」と考えているようだ。
子供にマスクをつけさせている理由は、「新型コロナウイルス感染症（COVID-19）への感染が心配だから」がもっとも多く62.6%となった。まだまだ、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）への感染を心配している保護者は多いようだ。また、マスクを外させているシーンがあると回答した理由を聞くと、最多は「子どもがマスクを嫌がるから（31.7％）」、ついで「感染症対策にマスクは必要ないと思うから（30.6％）」となった。
子供自身がマスク着用をどう思っているか尋ねると、約半数が「ムシムシするから嫌だ（47.8％）」「邪魔だから嫌だ（47.8％）」と思っているようだ。なかには、「習慣だからつけたい（17.1％）」「素顔を見られるのが恥ずかしいからつけたい（10.0％）」とマスクが習慣化している子供がいることも明らかになった。
