2024年4月開校、FC今治高校 里山校…オープンキャンパス9/2

 今治明徳学園は、サッカークラブ「FC今治」などを運営する「今治.夢スポーツ」と共に、2024年4月より「FC今治高校 里山校」を開校する。AI時代に未来を切り拓く人材育成に向け、実学・実践を中心とした教育を実施するという。募集人員は80名。学生寮完備。

教育・受験 中学生
FC今治高校里山校
  • FC今治高校里山校

 今治明徳学園は、サッカークラブ「FC今治」などを運営する「今治.夢スポーツ」と共に、2024年4月より「FC今治高校 里山校」を開校する。AI時代に未来を切り拓く人材育成に向け、実学・実践を中心とした教育を実施するという。募集人員は80名。学生寮完備。

 新型コロナウイルスの拡大、気候変動による災害、格差や分断および動乱など、人類はいまだかつて経験したことがない環境の変化に直面している。さらに、ChatGPTをはじめとしたAIの急速な発展を受け、社会を生き抜く学びの在り方は大きく変化しつつある。

 同校では、こうした時代において、未来を切り拓き社会を変える人材育成に向けた教育を実践し、世界の歴史を動かすキャプテンシップを持った人材(ヒストリック・キャプテン)を輩出することを目指すという。学園長は、元サッカー選手・指導者の岡田武史氏。

 共に運営する今治.夢スポーツは、サッカークラブ「FC今治」の運営のみでなく、五感を使って創造性をはぐくむ「しまなみ野外学校」など、実学と実践を中心とした教育事業を展開している。

 また、世界の最前線の教育を取り入れるために、さまざまな教育機関でのカリキュラム開発支援実績のあるリバネスをカリキュラムの開発パートナーとするほか、国内外の教育に詳しい東京大学教授 鈴木寛氏を評議員会議長に、多摩大学大学院 名誉教授の田坂広志氏をエグゼクティブアドバイザーに迎える予定だという。

 具体的には、国内外のさまざまな分野で活躍する講師陣が、リレー形式で特別公演やワークショップを行う「ヒストリック・キャプテンシップ養成講座」や、週に2回の少人数ゼミでは企業や実学と連携したプロジェクトを進める中で、「これからの社会がどうなるのか」「今何が必要とされているのか」問いを立てる力を身に付けながら社会問題解決に取り組む「里山未来創造探究ゼミ」など、実学・実践を中心とした特徴ある教育を行う。

 2024年4月、新1年生80人を募集する。今治駅の近くには専用の学生寮を完備。9月2日にオープンキャンパスを実施する。詳細はWebサイトで確認できる。

《中川和佳》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top