キッズデザイン協議会は2023年8月23日、第17回キッズデザイン賞の受賞作品258点を一覧で発表した。最優秀賞や新設された「こども政策担当大臣賞」などの優秀作品は9月20日に発表予定、表彰式は9月27日に六本木アカデミーヒルズにて開催する。
キッズデザイン賞は2007年より、子供の安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・サービス・空間・活動・研究などを顕彰するために設けられたもの。キッズデザイン協議会が主催、経済産業省、内閣府、消費者庁、こども家庭庁が後援を行っている。応募総数は累計で6,566点、受賞数は3,911点にのぼる。
第17回となる今回は、3月1日~5月15日の期間に398点の応募があり、審査の結果、「子供たちの安全・安心に貢献するデザイン」53点、「子供たちの創造性と未来を拓くデザイン」126点、「子供たちを産み育てやすいデザイン」79点の計258点が受賞した。作品は、さまざまな子供たちが一緒にすごせる、共に学べる、無理なく取り組めるといったものや、子供自らが自分たちの住む地域を知り・考え・行動する機会を創出するものが多くみられたという。
各大臣賞などの優秀作品は9月20日に発表予定。今回より新たに「こども政策担当大臣賞」を設け、「子供たちを産み育てやすいデザイン」の個人・家庭部門、地域・社会部門のもっとも優れた作品を表彰する。最優秀賞「内閣総理大臣賞」など優秀作品の表彰式は、9月27日に六本木アカデミーヒルズにて開催する。詳細は後日発表予定。