【高校受験2025】岩手県立高入試、実施概要案を公表

 岩手県教育委員会は2023年9月、2025年度(令和7年度)岩手県立高校入学者選抜実施概要(案)をWebサイトに公表した。各学校の募集人数や配点、一般・特色入学選抜の方針や検査内容などが確認できる。

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2025年度(令和7年度)岩手県立高等学校入学者選抜実施概要(案)
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  • 2025年度(令和7年度)岩手県立高等学校入学者選抜実施一覧表
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 岩手県教育委員会は2023年9月、2025年度(令和7年度)岩手県立高校入学者選抜実施概要(案)をWebサイトに公表した。各学校の募集人数や配点、一般・特色入学選抜の方針や検査内容などが確認できる。

 岩手県の高校入学者選抜実施概要(案)の内容は、各高校の受け入れ方針(アドミッション・ポリシ)や特色入学者選抜において求める生徒像。一次募集において、一般入学者選抜の選抜方法(学力検査と調査書の比率、配点、学校独自検査の内容、評価の観点など)、特色入学者選抜の定員や選抜方法(検査の内容、配点、評価の観点など)。二次募集での選抜方法、各学校・学科(学系)の魅力・特色などの案が掲載されている。

 たとえば盛岡第一(普通・理数)では、一次募集における一般入学者選抜の定員は280名から特色入学者選抜合格者数を減じた数。学力検査と調査書の比率は7:3で、学力検査700点、調査書300点、学校独自の検査はない。

 特色入学者選抜では、定員が募集定員の10%にあたる28名。選抜方法は、調査書が100点(中学1年~3年の国語・数学・社会・理科・英語の評定の合計75点を換算)、志願理由書が100点(これまでの取組みへの主体性・積極性50点、入学後の活動に関する具体性・意欲50点)、プレゼンテーション200点(当日示されるテーマについて自分の考えをまとめA3横判の資料を1枚作る、作成した資料を使用して自分の考えについてスピーチを行う、スピーチの内容に関する質疑に答える、志願理由書の内容に関する質疑に答える)の合計400点。志願者が3倍を超える場合、提出書類により一次選考を行うことがある。

 二次募集では、調査書が135点(中学1年の9教科の評定×1+中学2年の9教科の評定×2+中学3年の9教科の評定×3の合計270点を圧縮)、面接が65点(10分間で、志願理由や入学後に取り組みたいこと、将来の進路意識などについて面接官の質問に答える)、作文が100点(当日示されたテーマに基づき、自分の考えや感じたことを記述、50分)で合計300点。

 2025年度岩手県立高等学校入学者選抜実施概要の確定版は、2024年10月に公表する予定。2025年度岩手県立高等学校入学者選抜の受検にあたっては、実施概要(案)を参考に準備などを進めるのがよいとしている。

《宮内みりる》

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