山梨県教育委員会は2023年10月18日、2023年度（令和5年度）中学校卒業予定者の第1次進路希望調査結果の概要を公表した。甲府東（普通）1.78倍がもっとも高く、全日制公立26校の参考倍率は前年同期同率の1.03倍となった。
2023年度中学校卒業予定者の第1次進路希望調査は、山梨県内の中学校88校（国立1校、公立80校、私立7校）の第3学年に在籍する全生徒（特別支援学校中学部を除く）が対象。基準日は2023年9月20日。毎年度2回実施しており、第2次は基準日12月10日で実施される。
調査対象者は6,890人。このうち、進学希望者は98.53％にあたる6,789人。県内公立高校希望者は、前年同期より123人少ない5,303人（76.97％）。県内私立高校希望者は前年同期より5人多い862人（12.51％）。県外高校・高専希望者は、前年同期より8人少ない162人（2.35％）だった。
県立全日制高校の募集定員に対する参考倍率は、前年同期と同率の1.03倍。学校・学科別の希望倍率は、甲府東（普通）1.78倍がもっとも高く、甲府工業（電子）1.58倍、甲府昭和（普通）1.51倍、甲府南（理数）1.45倍、青洲（普通）1.34倍と続いた。
その他のおもな希望倍率は、甲府第一（探究）1.18倍、甲府第一（普通）1.20倍、吉田（普通）1.26倍、甲府西（普通）0.90倍、甲府南（普通）1.20倍など。
前期募集では、甲府東（普通）4.25倍、甲府南（理数）3.00倍、甲府南（普通）2.75倍、甲府第一（普通）2.46倍、甲府昭和（普通）2.36倍の順に希望倍率が高かった。
2023年度山梨県公立高校入学者選抜は、前期募集の検査日が2月1日・2日、内定者を2月9日に発表する。全日制後期募集および定時制課程は3月5日に検査（定時制課程は3月6日も）、合格発表は3月14日。
