昭和女子大附属昭和小・国際コース…日本初ケンブリッジ認定校へ

 昭和女子大学附属昭和小学校は2023年10月24日、日本の小学校として初めてケンブリッジ国際認定校になったことを公表した。来春開設予定の国際コースでは、文部科学省の学習指導要領に基づき、国際カリキュラムCambridge Primary(初等)を導入する。

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認証式のようす
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 昭和女子大学附属昭和小学校は2023年10月24日、日本の小学校として初めてケンブリッジ国際認定校になったことを公表した。来春開設予定の国際コースでは、文部科学省の学習指導要領に基づき、国際カリキュラムCambridge Primary(初等)を導入する。

 ケンブリッジ国際認定校とは、5歳から19歳までを対象とする世界最大の国際カリキュラム・評価開発機関である、ケンブリッジ大学国際教育機構の認定を受けた学校のこと。認定校は、世界160か国以上の1万校にのぼる。

 今回、昭和女子大学附属昭和小学校は、2024年4月開設予定の国際コースが、日本の小学校(一条校)では初となるケンブリッジ国際認定を受けたことを公表。国際コースでは、5歳から11歳を対象とするCambridge Primary(初等)を一部導入し、国際標準の教育を提供する。また、教員研修も充実しており、専門的能力開発の機会や教材の提供を受けることができるとしている。

 国際コースは「グローバルな社会で活躍できる力・世界標準の力を育てる」をコンセプトに、1クラス36名を3名の教員(日本人教員1名、外国人教員2名)が担当。児童は学習内容の定着を測る国際基準の試験を受けられるようになるという。

 また、文部科学省の「教育課程特例校」にも申請中で、学習指導要領に定める各教科の標準時数を確保しながら、国語・社会・道徳以外のすべての授業を英語で学ぶ「英語イマージョン教育」を推進し、6年間かけてグローバル人材の育成を目指すとしている。

《川端珠紀》

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