愛知県教育委員会は2023年11月17日、2024年度（令和6年度）愛知県公立高等学校入学者選抜における全日制課程特色選抜の定員を公表した。特色選抜の定員は、岡崎（普通）5人、刈谷（普通）10人など。特色選抜を実施する76校1校舎109学科の定員と検査内容を一覧にまとめている。
特色選抜は、高校や学科の特色を生かした選抜方法。愛知県の公立高等学校入学者選抜（全日制課程）では、2023年度（令和5年度）から導入している。
2024年度に特色選抜を実施するのは、76校1校舎109学科。必須の面接に加えて行う入学検査の内容は、作文が17校1校舎26学科、基礎学力検査が38校59学科、プレゼンテーションが21校22学科、特別検査（実技試験）が2校2学科。
定員は各高校・学科の募集人員の20％程度までを上限として、各高校が定める。おもな学校・学科の特色選抜の定員と検査内容は、岡崎（普通）が5人／プレゼンテーション、刈谷（普通）が10人／プレゼンテーション、半田（普通）が5人／プレゼンテーション、岡崎北（理数）が4人／プレゼンテーション、小坂井が（普通）10人／作文、中村（普通）が18人／基礎学力調査など。
特別検査（実技試験）を行う2校では、小牧工科（機械・航空産業・自動車・電気）が「紙を使った立体の構成」、三好（スポーツ科学）が「スポーツの種目別実技」を行う。
2024年度愛知県公立高等学校入学者選抜の日程は、推薦選抜と特色選抜が2024年1月25日から2月1日まで出願を受け付け、2月6日（7日に実施する場合あり）に面接などを実施。2月8日に合格発表を行う。一般選抜は2月6日から2月14日に出願、2月15日に志願変更を受け付ける。学力検査は2月22日、面接などはAグループが2月26日、Bグループが2月27日。合格発表は3月8日。
愛知県のWebサイトでは、全日制課程特色選抜の定員や検査内容をまとめた一覧をはじめ、2024年度入試より導入するWeb出願の方法、一般選抜の面接有無と校内順位の決定方式、マークシートの解答方法の一部変更などの情報も公開している。
