オージーケー技研は、転倒時の衝撃を吸収する新技術「ZEROTECT（ゼロテクト）」をヘッドガードに搭載した自転車用チャイルドシート「グランディアゼロ」と「グランディアゼロプラス」を、2023年12月8日より発売する。子供乗せ自転車での万一の転倒時、子供の頭部の重症化リスクを約8割軽減するという。
「ゼロテクト」は、自転車停車中の転倒事故が非常に多いという事実から、子供の乗せ降ろし時や発進時など停車している状態からの転倒衝撃を緩和させることに重点を置いて開発。検証と試作を繰り返して追及したリブ構造で頭部への衝撃を吸収し、転倒や外部接触の衝撃から子供を守る。「グランディア」シリーズに搭載することで、同社製品の中でもっとも安全性に優れたチャイルドシートが完成したという。また、リサイクルしやすい材料選定および製造工程の見直しにより、産業廃棄物削減も強化した。
「グランディアゼロ」は、万が一の転倒時に頭部を270度守るアラウンドヘッドガードで、ふらつきやすい自転車の漕ぎ出しや転倒しやすい手押しの際も安心。簡単ワンタッチで身体にしっかりフィット、自動巻き取り式ピッタベルトで、子供を乗せ降ろしする時の保護者の負担を軽減する。走行時は目が届きにくい子供の足を、内側と外側の両方からアラウンドフットガードがガードし、車輪への巻き込みや外部との接触を防ぐ。メーカー小売希望価格は2万5,300円（税込）。
「グランディアゼロプラス」は、近づけるだけでカチッと固定するマグネットバックル、
乗せ降ろしがスムーズなホッピングパッド、体の小さな子供にも優しくフィットするセーフティパッドが特長。メーカー小売希望価格は3万1,625円（税込）。
いずれも12月8日よりオンラインストアで発売、自転車販売店などで12月9日より順次販売を開始する。
